◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 綾辻行人「Another 上下」

文庫本で借りて良かった。単行本だとかなり重かっただろうから。綾辻行人はものすごーく久しぶりですねえ。30年ぶりくらい?多分そのくらい。本に対する嗜好がものすごく狭く、読む本がなくなったところで、無理やり範囲を広げた作家のうちの一人。嫌いでは...
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◇ 赤瀬川原平「世の中は偶然に満ちている」

赤瀬川さんとの付き合いは長い。もちろん単なる読者としてだけども。「トマソン」で知ったんだよね。面白いと思った。これが1985年発行。わたしが知ったのはリアルタイムではなく、もっと時間が経ってからだった。そこから路上観察学会関連を知って、関連...
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◇ 丸谷才一「いろんな色のインクで」

丸谷才一は折にふれて何冊も読んで、そのたびに文学的に難しくて面白く読めない作家。――だが喜んでください!これはおおむね面白く読めました!まあ内容が簡単でした。基本的には書評なんだけど、そこまで文学的ではなく。わたしのような非文学者にも読める...
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◇ 定塚武敏「海を渡る浮世絵 ――林忠正の生涯――」

わたしは美術にけっこう興味がある方ですが、そもそも林忠正という人は、明治期パリで活躍した古美術商ということしか知らなかった。なので先般から関連本を読んでいる。これで3冊目。しかし正直、3冊読むと飽きますな。そんなに間を詰めて読んだわけではな...
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◇ 塩野七生「ユリウス・カエサル ルビコン以前 ローマ人の物語Ⅴ」

ユリウス・カエサルについて数えきれないくらい読んでいる。――といっても短ければ半ページくらいの分も含めてだが。ガリア遠征、三頭政治、ルビコン渡河、内戦、ポンペイウス制圧、クレオパトラとの恋、独裁者、そして暗殺。そういう流れはまあわかっている...
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◇ 高橋秀実「男は邪魔!『性差』をめぐる探求」

これ、読む前にぜひ知っておいて欲しいんですけど、〇著者はたかはし・ひでなりと読んで、男性です。〇タイトルがあおってるし、サブタイトルが無駄にまともです。なので、この内容を求める層にちゃんと届くのか心配。端的にいえば、この人の書くものは「ユー...
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◇ 中村真一郎「文章読本」

ここのところ(といっても何ヶ月かかけて)、文章読本を何冊か読んでいる。川端康成、谷崎潤一郎、丸山才一、これが4冊目かね。あ、吉行淳之介選の「文章読本」もあったが、これは正直、単に文章についての(そんなによく考えてないものも含む)20人のエッ...
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◇ 林子平「海国兵談」

林子平の墓所は、親戚のお墓があるお寺と同じでね。そういう意味では本人に親しみを感じないわけではなく――親しみがあったからこそまあ一応読んでみようかと古本屋で見かけて買ったんだけど、実際に読み始めたら、早々にほぼ諦めた。読みにくいのよ。漢字・...
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◇ 谷津矢車「洛中洛外画狂伝」(しかし100ページあたりまで)

ちらっと歴史系テレビ番組に出ていた著者本人が感じ良かったので興味を持って読んでみた。……が、ダメでした。100ページでギブアップ。これはねー。佐藤賢一「王妃の離婚」と同じです。言葉のチョイスが絶望的に合わない。合わないというより、間違ってい...
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◇ 宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」

最近の新書ですねえ、という感想。家人が持っていたので借りて読んだんだが、……うーん、面白い内容ではあったけど、わたしは最近の新書自体に不満があるのよね。といって新書を数多く読んでいるかというとほぼ読んでないのだが。昔の新書は――こういうと語...