◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ ジュマーク・ハイウォーター「滅びの符合 太陽の帝国アステカの終焉」

もっと違う物語を読みたかったというのが正直なところ。アステカってけっこう一般受けがいい素材ですよね?近隣のミュージアムでエキシビも何回かやっているし、時々テレビで特番もある。そのわりには、そういえば滅亡の時の話はあまり知らないなと思ったんだ...
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◇ ジョナサン・ハリス「ビザンツ帝国 生存戦略の一千年」

歴史上、さまざまな国はあれどビザンティン帝国と神聖ローマ帝国はなんだかもやもやとしてさっぱりわからないんだよなあ……。と、言おうと思ったが、わたしがさっぱりわからないのはその二つだけに限らず、世界のほとんどの国はわからないのであった。実は本...
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◇ 小林恭二「麻布怪談」

小林恭二の小説は基本的に「わたしはけっこう面白いけれども、万人が面白いタイプではないだろうなあ……」と思う。でもこれはわりと普通の面白さ。しかしこれが1冊目だと、その癖のなさで逆にそんなに訴求しないかな。わたしの1冊目は「ゼウスガーデン衰亡...
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◇ 柳広司「饗宴(シュンポシオン) ソクラテス最後の事件」

柳広司はこれで2冊目。前回の「百万のマルコ」も面白かったので期待していた。そしたらねー。なんとこれも面白かったんですよ!期待していて期待に応えるほど面白い作品というのはなかなかありません。この人、歴史を上手く使ってるねー。いうても前回のマル...
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◇ ダニイル・ハルムス「ヌイピルシテェート」

シュールな作風、と戦々恐々としながら読んでみた「ハルムスの小さな船」が、挿絵と相まってけっこう読みやすく面白かったので、次の一作も読んでみた。今回のこの本は挿絵なし。挿絵欲しかったなー。数ページに1枚でいいから。装丁は鮮やかな黄色と紫のスト...
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◇ 池上永一「黙示録」

これまた大作ですねえ、池上永一。タイトルからして、ラノベ風近未来終末戦争みたいな話だと思っていた。前は書いてましたからね、そういう話も。が、読んでみると王朝琉球の話。舞に命を賭ける踊り手たちの話。蘇了泉と雲胡が2人の主役。蘇了泉は賤民の出で...
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◇ フェルドウスィー「王の書(シャー・ナーメ) ペルシア英雄叙事詩」

この本の名前を初めて知ったのは「アルスラーン戦記」。あの頃は田中芳樹が好きだったなあ。今は嫌いだけど。売れる小説を生産するシステムを構築し終わった感じが。ほう、「創竜伝」完結しましたか……。するとは思わなかった。――なので、「王の書」を読ん...
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◇ 藤森照信×山口晃「日本建築集中講義」

藤森さんの本はツブしている。基本全部面白いのだが、興味深いという意味の面白いではなく、可笑しいという意味の「面白い」のは久々。面白かったー!わたしは知らなかったんだけど、山口晃という人は画家。検索してみたら、わたしこの人のクリアファイル持っ...
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◇ 新井素子「銀婚式物語」

これ……前に読んだな。そして読後感想をここに残してないということは、多分……武士の情けだったに違いない。昔、好きだった。相当読んだよ。女子高生の喋り言葉で小説というのが新しかった(らしい)。元々はSFの人で(しかし科学的な妥当性はほぼない)...
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◇ ワシントン・アーヴィング「スコットランドの吟遊詩人を訪ねて」

装丁がだいぶ素人っぽい。読んだら訳も素人っぽい。うーん、と思いつつ読んだが、内容は良かったですよ。良い人が描写した良い人の話で。アーヴィングがスコットランドにあるウォルター・スコットの屋敷を訪ねた訪問記。知り合いだったわけではなく、文学者で...