こないだテレビ放映をしていたので見た。1966年制作。
いやー、この時代でもきれいな映像を作ってますねえ。
これ60年前ですよ。色のきれいさを追求してますよね。
ディズニーの影響を受けてるんだろうなあと思うけど、これに関しては
お互いに影響を受けて与えてというウィンウィン関係。……ということにしましょう。
思ったよりもずっとミュージカルでしたね。曲調が独特に感じた。
全体的にシーンが長すぎて間延びしているとは感じたけど、何しろアニメ黎明期。
それでここまで作れていれば十分だと感じる。むしろその完成度に感心する。
が、背景をナメているシーンは、多分コマ数がだいぶ少ないせいだろうが、
カクカクしていて見にくかった。ずっと見ていると酔った。
手描きの背景画は味がありますねえ。決して上手とかきれいとはいえないが、味。
しかし、これをいうべきではないんだろうけど、話としては無理が……
最近のCG版「ライオンキング」の時も言ったが、肉食獣と草食獣が仲良く共生ってのは
無理があるのよ。ライオンがサバンナの動物全てのリーダーは無理。
何が悲しくて水牛がレイヨウか何かを人身御供に差し出さなきゃならんのよ。
水牛は草食ですよ。威厳でなんとかしているけど、草食動物が草食動物を差し出すなんて。
考えてみたらおぞましい話ではないですか。
それを解決するために、動物たちが畑を作るというのも笑止。
動物たちが農耕を出来るものかという根本的な問題には目をつぶっても、
畑の作物で肉食動物が生きることは出来ないのよー。
60年前の話だから、そこは目をつぶらなきゃダメなんですかね。
まあでも見て良かったとは思う。この時代、この完成度はやはり驚異だ。

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