◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 池澤夏樹「完全版 池澤夏樹の世界文学リミックス」

リミックスがなんのことだかわからない。池澤夏樹は世界文学全集を個人編集で編んでいるけど、その作業自体がリミックスなのであって、それをタイトルにした本は何の本なのか。という疑問を抱きつつ見てみたが、要は世界文学全集の広告本でした。まあ広告本と...
◇読んだ本の感想。

◇ 北村薫「玻璃の天」

ベッキーさんシリーズ2作目。1作目よりはイマイチと感じた。目新しさが薄れるのだからそういうもんだろう。ベッキーさんも(最後の話以外は)あんまり出て来ないしね。このシリーズの魅力は知らない時代を書いてくれること。舞台背景は昭和初期らしい。――...
◇読んだ本の感想。

◇ 江國香織「抱擁 あるいはライスには塩を」

たしかずっと前に(もう10年近く前のことかもしれない)NHKの「週刊ブックレビュー」でみんなが褒めていたので読もうと思ってリストアップしておいた。推薦したのは松田哲夫だったかなあ。「週刊ブックレビュー」は2012年に終了していたんですね。道...
◇読んだ本の感想。

◇ カズオ・イシグロ「忘れられた巨人」

カズオ・イシグロの小説は一体何をいいたいのかわからないよ。書いてある字面通りに受け取っていいのか迷う。これは書いてあることをそのまま受け取ると、えー、受け取ると……記憶には幸福なものも不幸なものもあり、記憶を持っていることがいいことなのかど...
◇読んだ本の感想。

フィギュアスケート 国別対抗戦 2021 男女ショート、その他。

わたしは国別対抗戦には反対なんですよね。あれはあくまでエキシビションで良かったと思う。最初はそんなノリだったじゃないですか。それがいつの間にかオリンピック種目になってしまって。それ以来ずっとキライ。団体と個人種目を1回のオリンピックでこなす...
◇読んだ本の感想。

◇ 小林恭二「カブキの日」

わたしはこの人、創作家としては小さいかなーと思っている。一般的には、面白い小説というものは幅も奥行きも見えない大きな作品世界をその背後に感じさせる気がしているのだが、この人の作品世界はサイズがわかりやすい気がしている。が、そのわりには今まで...
◇読んだ本の感想。

◇ 常盤新平「山の上ホテル物語」

常盤新平はずっと前にたしかアメリカのジャズについて書いた本を読んだ。その時は「ふーん、カッコいいね(冷)」で終わった。どうもかっこいいものアレルギーの気がある。そういう意味で、いくら山の上ホテルについての本でも、「どうせかっこいいんでしょ」...
◇読んだ本の感想。

◇ 恩田陸「終わりなき夜に生まれつく」

この人、相変わらず世界を魔法のように構築するが、収束できないんだよなあ……。と思っていたら、これスピンオフなんですか。スピンオフの短編集。それなら1冊で完結しなくても無理ない。「夜の底は柔らかな幻」のスピンオフらしい。……えーと。わたしは恩...
◇読んだ本の感想。

◇ 鹿島茂「大読書日記」

鹿島茂はわりと好きで7割くらい読んでいる。コムズカシイ本と、やっつけで書いたなーと思う本がたまにあるが、だいたいにおいて面白い。本人が聞いたら不満だろうがわたしは図書館で借りてます。2015年までの面白そうな本をだいたい読んだので、課題図書...
◇読んだ本の感想。

◇ 愛川晶「化身 アヴァターラ」

先日、この人の「七週間の闇」を読んだ。だいぶ忘れているし、読んだ直後の感想メモを見るとそこまで感心したわけでもなさそうなのだが、時間が経つに従って面白かった印象が強くなってきている。今では今後ツブして行こうかなと思っているくらい。「化身」は...