◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ マーク・トウェイン「地中海遊覧記」(彩流社)その2

それから少々気になるのが、翻訳。わたしは彩流社のマーク・トウェインコレクションでこれを読んでいるけど、翻訳がもう少し違っていたら、ドライ感がユーモアに和らげられて、より楽しめるということはあるんじゃないかなー。この翻訳、正直あんまり良くない...
◇読んだ本の感想。

◇ マーク・トウェイン「地中海遊覧記」(彩流社)その1

一年ほど前に「トム・ソーヤーの冒険」と「ハックルベリィ・フィンの冒険」を読んだ。たしか前者は「ふーん」という感じだったと思う。可もなく不可もなく。児童文学の名作としての期待もあったから、期待が外れた分ちょっと印象は良くなかったかも。後者は嫌...
◇読んだ本の感想。

◇ 浅暮三文「針」他

浅暮三文。けっこう不思議な作家。この半年くらいで5冊読んだ。「ダブ(エ)ストン街道」「針」「10センチの空」「殺しも鯖もMで始まる」「左眼を忘れた男」の順番で。これがねー。みんな作風が面白いほどばらばらなのだ。「ダブ(エ)ストン街道」がデビ...
◇読んだ本の感想。

◇ 中上健次「異族」

中上健次の遺作。これを未完のまま逝くのは無念だったろう。未完の状態で791ページの単行本になっている。これで原稿用紙おおよそ1500枚らしい。残り150枚だったとか。単純に長さで計っても仕方がないんだけど、あとちょっとだったのになあ。本人も...
◇読んだ本の感想。

◇ クーンツ「ストレンジャーズ」

……このやたらと長い小説の最終ページまで、早く辿り着かんものかと願うばかりの時間……やっぱりクーンツもあかんわ。ここのところ、長い小説を読んでは「長い!長すぎる!」と叫んでばかりいるんだけど、どうしたもんだろう。ったく、半分でいいだろうよ、...
◇読んだ本の感想。

◇ 奥泉光「坊ちゃん忍者幕末見聞録」

納得出来ない。……奥泉光の本を読むたびに同じことを言っている気がする。申し訳ない。坊ちゃん忍者幕末見聞録posted with amazlet on 06.12.28奥泉 光 中央公論新社 売り上げランキング: 231847Amazon.c...
◇読んだ本の感想。

◇ 藤森照信「昭和住宅物語」

この本の白眉は「ステンレスの流し台」。今時、DK、LDKはほとんど定番であり、チラシのマンションや建売の間取りを見ても、そうじゃない方を探すのがむしろ難しいほど。そして、このDKというシステムの定着は、ステンレス流し台の存在が支えていた!…...
◇読んだ本の感想。

◇ チャールズ・パリサー「五輪の薔薇」

ああ、やっとれんわ、全く。最初に断っておくが、わたしはこの本、内容をほとんど理解出来ていない。途中で人物相関関係を追う努力を放棄した。五輪の薔薇〈上〉posted with amazlet on 06.12.17チャールズ パリサー Cha...
◇読んだ本の感想。

◇ 奥泉光「鳥類学者のファンタジア」

うーん。微妙。面白くないことはないのだが……。とにかく気になるのは「厚い」「長い」「仕掛け」だ。^わたしはこの辺りでノレないので、面白いとは言えない。特に一文が長いのが。前回読んだ「グランド・ミステリー」でも思ったが、 「長くするために長い...
◇読んだ本の感想。

◇ アレン・カーズワイル「驚異の発明家の形見函」「形見函と王妃の時計」

「驚異」の続編が「王妃」だと思っていた。実際に読んだらそれは違った。続編というより「驚異」と「王妃」は表裏一体。どちらか一作しか読まないのでは片手落ち。特に「王妃」だけ読むのは全く意味がない。ついでに言えば、「王妃」から読んだ人は間違いなく...