◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 「別冊太陽 金子みすゞ 生誕120年記念」

安定と信頼の「別冊太陽」。写真はきれいだし、文章はちょうどいいところを押さえてくれるし、とてもいい雑誌だと思います。ラインナップも素敵。置く場所と金があれば全巻揃えたいくらい。何十年も続くいい仕事。……あ、今別冊太陽のバックナンバーを見てみ...
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◇ 新田次郎「武田勝頼 (一)陽の巻」

うーん。結論から言えば面白くなかった。武田氏について、しばらくまとめて読んでいたのよね。関連書を10冊内外。その中で小説はこれをピックアップした。新田次郎は今まで読んだことないし、いい機会かなと思って。読み始めて半分くらいまではけっこう面白...
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◇ 松岡和子「すべての季節のシェイクスピア」

著者はシェイクスピアをたくさん訳した人らしい。……という事前情報だけで読んでみた。そしたら本作は意外なことに、ほぼ舞台の方向からのシェイクスピアのエッセイでした。てっきり英文学からのシェイクスピアだと思っていた。経歴を知るとそれも納得なんで...
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◇ 塩野七生「ユリウス・カエサル ルビコン以前 ローマ人の物語Ⅳ」

カエサル好きの塩野さんだから、もっとカエサルを上げて書くのかと思っていたが、予想より普通。まあこの人は冷静な書きぶりが売りの人ですからね。えー。感想はですねえ……。なんでしたっけ?読み終わったのがけっこう前になってしまったので忘れてしまった...
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◇ イザベル・アジェンデ「エバ・ルーナ」

先に「エバ・ルーナのお話」を読んじゃったのよねえ。「エバ・ルーナ」と「エバ・ルーナのお話」を同じものだと思って。訳の違いだと思ったもんだから。だが順番としては「エバ・ルーナ」を先に読むべきだったよ。「お話」の方はあとで。逆に読んでも別に壊滅...
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◇ 飯塚信雄「ロココの落日 デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット」

これの前に何か手芸の歴史の本を読んで、ちょっと専門的すぎて退屈だったのよね。なので、より一般的な本を読んでお茶を濁すことにした。読みやすくてさくさく読めてよかったですよ。フランス革命史を専門にする学者とはスタンスが違うだろうけど。まあこれだ...
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◇ 吉田修一「永遠と横道世之介」

「横道世之介」「横道世之介 続」「永遠と横道世之介」。ネタバレしますよ。この3作で横道世之介シリーズは終わりです。死んじゃうのよ。横道世之介が。そのことはうっすら知った上で読み進めてたんだけどね。読んでる間、「本当に死ぬのか、世之介」と思っ...
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◇ 夏目漱石全集10「小品 評論 初期の文章」

小品の中で「文鳥」「夢十夜」「永日小品」「硝子戸の中」は蔵書でもあるし、昔は何度か読み返した記憶があるので飛ばそうかと思ったが、久々なので結局全部読んだ。なつかしかった。でも「倫敦塔」も「幻影の盾」も2巻に入ってるのに「夢十夜」が10巻に入...
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◇ 山尾悠子「迷宮遊覧飛行」

山尾悠子は「山尾悠子作品集成」を読んで衝撃を受けた。それ以来多分全部(図書館で借りて)読んでいる。まあ相当に寡作な人なので、全部読んでも10冊あるかないかだと思うが。これはタイトルから「ド幻想」な作品を予想していたら実は全然違った。これはエ...
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◇ 稲見一良「帖の紐」

「きぬたのひも」と読んで来たが、正解は「たとうのひも」でした。きぬたは「砧」でしたね。たとうは読めなかったわ。稲見一良は「ダック・コール」で初めて読んだ。これはハードボイルドではあるけれども、その陰に詩情が見え隠れして、なかなか素敵な作品だ...