見始める前からネガティブな評判は聞いていて、ふーん、話はグダグダなのねー
と思いながら見始めた。5週遅れくらいで。
1話から3話は、まあ特に不満もなく。
話がつまらないことは織り込み済みだから。潜水の画の美しさと、
役者さんを見ながらまあまあ楽しく。
が、中村アンがあんな風に殉職(?)して、途端に冷めた。
まあ3話までの段階でも、全体的に話は変だったんですけどね。
強引というか視聴者がおいてきぼりというか。
半歩先を行く脚本ならテンポがいいと褒められるけど、
とっとと自分だけで先を行っちゃって、置いていかれてしまう。
話はツッコミどころが多すぎるから触れないことにして、
それ以外の大きい欠点は、役者の年齢感だなあ。
やっぱりドラマでは、役柄とある程度の実年齢との一致は必要でしょう。
舞台はしょうがないけれども。
阿部寛は57歳にしては相当に若いけれども、彼の今回の役柄は50代後半じゃないよ。40代前半くらいがいいところじゃないか。そうすると実年齢とは15歳のギャップ。
横浜流星が20代後半、水難が20年前として、その頃阿部寛と吉川晃司が、
実年齢でいうと30代半ばなんだよね。
5話の初めで視聴中止したから20年前の事件の詳細はわからないのだが、
大なり小なり若者の行動っぽく見えていた。
そうするとやっぱり役者は40代半ばの人でやって欲しかった。
阿部寛主役ありきなら別な話を持ってきて欲しかった。
わたしは阿部寛、好きだけれども演技としては同じだからなー。
コミカルな演技とシリアスな演技があるだけ。
今回は特に阿部寛ぶりをたっぷり見せつける脚本で、胃もたれするのは否めない。
特にわたしはこのドラマの直前に「疾風ロンド」を見ていたから余計。
年齢感で気になるのは、他に中村アンと吉川晃司の兄妹設定ですな。
世に20歳差の兄妹もそりゃいるけど、ドラマの普通の兄妹としては無理あります。
並べて兄妹に見えるかというと見えない。
兄が死んだ時、中村アンは小学校低学年。兄の思いについて語れる歳ではない。
今回の話は20年前と現代を行き来する話だから、そこらへんで感覚的に
違和感があるとけっこうつらいんだよね。
年齢差という意味では阿部寛と市川実日子のカップルも厳しいよね。
14歳差のカップルも世にはいくらでもいるはずだが、
最初出て来た時に、親子?恋人?と迷ったのが最後まで祟って、
違和感を持ちっぱなしだった。市川実日子も好きなんだけど、この役柄はツライ。
高橋光臣もけっこういい役者だと思っているが、このドラマでは精彩を欠いた。
全部テンションが同じで喜怒哀楽がない。役柄自体にそもそも喜怒哀楽がないが、
面白みがなかった。脚本が書けてないところもあると思う。
横浜流星はなんか普通の若者になりましたねえ。目が小さくなってない?
「あなたの番です」で初めて見た時は大きな目が特徴的な凄絶な美貌と思ったが。
この変わりようはわりとびっくりした。
きれいなお姉さん役以外の中村アンを初めて見て、最初はわからなかった。
わりと好きですよ。こういう真摯な女の子的な役もやるんだなあ。
ゲストでは、とにかく突然古田敦也が出て来て驚いた。
「おーっ!なにしとんねん!」とテレビを見ながら叫ぶ(笑)。
ここは楽しかった。
あと宮野真守が演技をしているところを見たのも楽しかった。
が、結局話が面白くないのでね……。
3話くらいまでは水中の映像とかの美しさで見られたが、
だんだんそういうシーンも少なくなったし。
視聴中止です。しょうがない。
次は録画してあるうちのどのドラマを見ようか。

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