うーん。うーん。うーん。とにかく最終回は面白くなかったよ。
そう、8回くらいから見始めて、１６、７回くらいまではすごく面白かったんです。
ここまでひっぱれるのはえらいと思っていた。そして最終盤ダレて来たのは感じつつ、
やはりここまで持って来たのは努力賞もんだと思っていた。
しかし結末ダメダメでしたね。
まあサイコパスで閉めるしかないとは思っていたけどね。
そうするなら田中圭の方が良かった。そうしたらすごく無理くりだとは思うが、
すごく驚いてあげた。が、サイコパス仕立てで犯人が黒島ちゃんなら、
最後の数回は全然そのまんまだよね。
多分犯人が黒島ちゃんでも、やりようによっては軟着陸出来たかもしれない。
ただ実際に放映されたものは話が雑すぎて。
まず雑な部分第1点。
黒島ちゃん、あまりにも手際が良すぎでしょう？あれでは特殊工作員ですよ。
殺人訓練かなんか受けてないと絶対無理な身のこなし。
サイコパスだからって超人的な能力が身につくわけではありませんからね！
ここ製作側の誰か誤解しているのではないか。サイコパスは能力者だみたいな。
第2点。
内山はどれだけバイトを掛け持ちしているんだと。
理系の学生やってファミレスやって病院で警備員？それも黒島ちゃんのため？
物理的に両立しないよね？一日や二日の話じゃないんだから。
しかもただのバイトに防犯映像がいじれるか？内山も特殊工作員か？
第3点。
あそこで菜奈ちゃんを殺して、その後どこへ持って行った！どうやって持って帰った！
いくら警備員の仕事をしていると言っても巨大サイズのスーツケースを運んでいるのを見られたらどうするのだ。ただでさえ夜の病院なんて人が不審な動きをしていたら目立つのに。
で。塩化カリウムはどこから手に入れるのかと。また特殊工作員。
第4点。
そしてそういう役をするのなら、何とかっていう子、演技が下手過ぎるねえ。
豹変の豹の字もないね。あれが演技力が達者な人がやったら少しは説得力出たかも。
あの演技力で許されるのは、いかにも怪しいけれども実はなんでもなかったって役までですよ。
そんな説得力のない女優の相手をしてなんか情けない役柄に堕してしまった横浜流星は貧乏くじ。
第5点。
横浜流星の行動がおかしすぎるでしょう。あの行動をするなら心神喪失状態じゃないと。
しかし売り出し中の役者のイメージのために心身喪失にはしたくない。
正気の設定であの行動は「正気か！？」というレベル。むしろイメージは悪くなったと思われる。
まあ面倒なのでこれ以上控えますけれども。
とにかく最後はダメでした。
最終回、見た直後はダメだなあと思いつつも、でも前半愉しませてくれたことについて
感謝もあったんだよ。だが段々時間が経つにつれて、最終回のダメさが大きくなってきた。
秋元康の関わるドラマはもう見ないことにしよう……。
結局秋元康の関係者に美味しい役が回るってことなら、もう配役の段階で
犯人がわかってしまうわけじゃん？
こういうタイプのドラマ、初めて見たからすごく興奮したんだけれどね。
すごく上手いと思っていた。
結果こういう風に着陸すると最終的にはマイナスになってしまう。
ま、ドラマの作りとしては好物だったから、もっと上手い人がちゃんと作ってくれる
世の中になってほしいと思うのであった。
しかし尾野さんが野放しなのは怖いなあ。
|
|
コメント