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< きみに読む物語 (DVD視聴)>

レイチェル・マクアダムズとライアン・ゴズリングのカップルが素敵だった。
二人とも見入ってしまう表情をする。

レイチェル・マクアダムズ、なんか見たことあると思ったら「シャーロック・ホームズ」の
アイリーン・アドラーさんじゃないですか!役柄が相当に違いますな。
アイリーンさんは、言うたら百戦錬磨のあばずれ……。
けっこう好きな女優さんと言えると思う。
だが正直、この役では、笑い方がちょっと……頭悪そうに見えたのが残念だ。
アメリカ女性の大笑いってわりとあんな感じ。ああいう笑いがセクシーということなのかな。

わたしは老年のアリーを演ったのは、若いころのアリーのお母さん役の女優さんだと思っていたよ。
目鼻立ちがけっこう似ていませんか。特殊メイクで太らせて演じたんだろうと。
別人だったんですね。
老年のノアは、どうもライアン・ゴズリングにあった特別な魅力が全くなかったような気がしてならない。
このキャスティングは多少不満が。

話として、「そうだったのか!」と驚くような仕掛けじゃないんだから、
あんまり小細工をしなくてもいい気がするんだけどね。

まあこの話の価値は、若いカップルにみとれて吉。
出会いの頃はいかにも頭が軽いバカップルに見えるが、大人になってから再会し、
……やってることはバカップルそのものなんだけど、二人ともチャーミングだからユルす。

ところで貧乏だったはずのノアが、なんで高級老人ホームに入れるほどのオカネモチになれたんだろう。
わたしはむしろその部分の方に興味が行っていたが、そのあたりは全く書かず。
だって、家は売らずにでしょ。家具職人とかやっても、あまり金回りは良くなりそうもないが……。
……そういうことを知りたがる人は、純愛物を見るには向かない。

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