2022-08

ドラマ。

< 空白を満たしなさい(ドラマ) >

こういう苦しいドラマは嫌いなんだよ。なので一話目を見た時、問答無用で視聴中止にしようかと思った。が、これだけ面白そうな役者を揃えて、しかも導入部の緊迫感よ。ツライかもしれない。だがツライけれども見るしかない。というわけでツライ思いを我慢しな...
◇読んだ本の感想。

◇ ワシントン・アーヴィング「スコットランドの吟遊詩人を訪ねて」

装丁がだいぶ素人っぽい。読んだら訳も素人っぽい。うーん、と思いつつ読んだが、内容は良かったですよ。良い人が描写した良い人の話で。アーヴィングがスコットランドにあるウォルター・スコットの屋敷を訪ねた訪問記。知り合いだったわけではなく、文学者で...
仙台89ers。

89ers、8月21日の公開練習。

行こうか行くまいか当日の朝まですごく迷って、しかし行ってしまった。今回は新加入の人が多いので、早く見たかったんだよね。……というのは言い訳で、いつでも公開練習があれば見たいのだ。今回は新機軸で、場所が名取市体育館、そしてJ:COMが入った。...
◇読んだ本の感想。

◇ 町田康「権現の踊り子」

読む前からわかっていたことながら、わたしはこういう小説は好かん。いや、最初に「スピンク日記」を読んだのよ。初町田として。町田康なー。多分好きじゃない作家だろうけど、犬のエッセイっていうからどうにかこうにか間違ったら面白く読めるかもしれない。...
◇読んだ本の感想。

< 元彼の遺言状(ドラマ) >

前クールのドラマを最終話放映後に見始めて、見終わった後に相当経ってから感想を書き始める……。(呆)わたしのなかで原作者の新川帆立のイメージが……微妙でした。最初に「有隣堂しか知らない世界」のyoutubeで見たんだよね。喋りは面白かったんだ...
◇読んだ本の感想。

◇ 辻由美「カルト教団太陽寺院事件」

およそ30年前と、比較的近い年代の虐殺事件にこういう言葉を使うのが不適当ということはあるだろうが、素直な感想としてはすごく面白かった。サスペンスフルで。特に序盤がぞくぞくしましたね。五里霧中の怖さを堪能させてくれた。とにかく死の状況が謎めい...
◇読んだ本の感想。

◇ 宮田珠己「モンタヌスが描いた驚異の王国 おかしなジパング図版帖」

つい先ごろ、海野一隆「地図に見る日本 倭国・ジパング・大日本」を読んだので、この本の目新しさが減じた。……って、上記の本は宮田珠己がおすすめしてた奴。これねー。宮田珠己のいい意味の駄文感がまったく出てない、食い足りない本だったよ。絵が主だか...
ドラマ。

< 雪国(2022年) >

少し前に川端康成の「雪国」を初めて読んだばかりだったので、番組表で「雪国」と見た時に何も考えずに録画した。てっきり10年くらい前に作られた映画だろうと思っていた。そしたらNHKでつい先日作られたドラマなんだってね。というか、再放送じゃなくて...
◇読んだ本の感想。

◇ 柳広司「百万のマルコ」

タイトルにうっすら漂うハードボイルド臭。……と思ったのだが、そういうことはまったくなくて、普通の(?)マルコ・ポーロの話でした。マルコ・イル・ミリオーネですな。これは連作短編で、マルコ・ポーロが牢仲間たちに自分の体験を語る……というおそらく...
◇読んだ本の感想。

◇ 池澤夏樹個人編集「世界文学全集Ⅱ-06 庭、灰/見えない都市」

キシュ「庭、灰」とカルヴィーノ「見えない都市」のカップリング。以前に「見えない都市」は読んだので、今回は割愛させてもらって「庭、灰」のみを読んだ。わけがわからなかった。ぼやっと始まり、しかも自分と母の関わりだから、つい先ごろ読んだオルハン・...