仙台メディアテークは(一応世界的に)有名な建築だし、宮城県図書館も国内では有名な建築だけれども
(しかし宮城県図書館は、わたしは使い勝手的に大嫌い)
多賀城市立図書館は多分建築的にはどうこうという建物ではないと思う。
しかしこないだ覗いて来て、雰囲気がけっこう気に入ったのでその感想を。
TSUTAYAが運営する公立図書館。ということらしい。
全国で3館目だとか。民営の図書館。そのことでの問題点は多々あるらしいのだが、そういうことについては立ち入らない。
そして日常的に使うユーザーとしての意見ではない。
まず一回行って、1時間程度本を読んで来ただけのあっさりした使い方。貸し借りもしてないし、本を探しもしていない。
とにかくね。居心地が良かった!
椅子がいいんだな。見る椅子見る椅子、タイプの違うものには全部座ってみたんだけど、椅子はほとんどが座り心地が良かった。
まあ座ったって言っても、1分2分だから椅子の真価はわからないだろうけど。
しかし布製のソファっぽいやつ(一人用)はほんとに座り心地が良くて、1時間ほど手持ちの文庫本を読んでいた。
仙台市図書館所蔵の文庫本を多賀城図書館で読む謎の人。
で、椅子を置いてある位置が相当いい。分散している。孤立感もなく見晴らしも良すぎず、
若干の隠れ家感もあり、開放感もあり。多少天井を低くして穴倉感がある場所もあり、落ち着きます。
スタイルも、テーブル席あり、ソファあり、カフェテーブルあり。
だいたいのところで飲み物OKみたいです。水跡とか付かないものか心配だが、どうなんですかね。
これでもかというほど椅子があるから、現時点での利用者の数ならば、ほんとにお好きな席よりどりみどり。
この空間的贅沢感はなかなかない。まあ利用者が少ないということの裏返しだから、図書館にとっては痛しかゆしだが。
近かったら通うかもしれないなあ。
本を読んでくつろぐために。内装も洋古書風の多分ハコを並べてそれっぽくしており、好みだしね。
蔦屋書店の部分に「世界の図書館」という本がたまたまあり、ぱらぱらと立ち読みをしたのだが、その印象もプラスになったかも。
ただ、駐車場が若干難。
駅前の駐車場に停めて図書館で機械を通すと2時間無料で、それは大変いいのだが、この駐車場が微妙に使いにくい。
空きがないほどではないけど、わりと出入りがあるところで、ぐるぐる回っていく通路が対面通行なので気を遣う。
あれが一方通行に出来たら問題なかったんだけどなー。
だいぶ気を使いながら4階5階まで登っていくのは少しイヤ。運転下手ですから。
あとまあ図書館ではないけど、蔦屋書店側の3階にあるパブリックハウスというカフェにも行った。
おしゃれで、多分多賀城としてはかなりちゃんとしたカフェだと思われる。
でもわたしはオシャレなカフェにほぼ興味ない。カフェ飯のコスパがキライ。
今回はたらことシラスのパスタかなんかで、味は美味しいし量もまあまあだけど、パスタで980円は気がすすまない。
ランチメニューはあまり多くなく、定番メニューではない系。
話声もわりとがやがや反響する感じで、そんなに好きではなかった。
まあオシャレなカフェを求める人にはおすすめです。
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