◇読んだ本の感想。

すれ違い続ける人々。円地文子訳源氏物語「夕霧」より。

※3年くらい前に「円地文子訳源氏物語」を読んで物を思ったので書き始めた文章だったが、さわりだけで5000字くらいになったのでまとめられず、途中で止めたまま放っておいた。だが力作なのが惜しくてメモ帳にずっと残していた。断片ではあるのだが、上げ...
ドラマ。

< 光る君へ……>

第一話を15分見て脱落。わたしは源氏物語が好きである。それゆえにドラマ化、映画化には厳しい見方をする。なので、今回の大河もムリだろうなーと思っていた。いろいろ細かいところが気になる。――だが源氏物語を大河ドラマ化するわけじゃなかったのね。今...
◇読んだ本の感想。

◇ タニス・リー「冬物語」

ファンタジーは総論的には一応好きなつもりなんだけど、各論的には面白くないものが多い……と思っている。そのなかでこれはまあまあでしたかね。中編だったのも良かったんだろうな。文庫本1冊のなかに中編2つ。それでも内容が少し薄かった気もするが、この...
アニメ。

< SPY×FAMILY シーズン2 >

キャラクターとか設定は十分に面白いんだけど、話が薄い点が不満。でもまあ今回も見たし、次回もあったら見るでしょう。今回はまったくミッション:……なんだっけ?何とかの内容が進みませんでしたな。ゆるゆるの日常が売りのアニメではあるんだろうけど、芯...
◇読んだ本の感想。

◇ 北村薫「うた合わせ 北村薫の百人一首」

北村薫はとても好きな作家だったのだけど、近年は少し食傷気味。実はこれ、いわゆる百人一首についてのエッセイだと思ったのよね。国語の先生であった人だし、まあそんなに驚くようなことも書いてないだろうし、さくさく読むつもりで借りた。そうしたら現代短...
◇読んだ本の感想。

◇ シルヴィー・ジェルマン「マグヌス」

最近読んで気に入っている辻由美。彼女の著作「読書教育 フランスの活気ある現場から」を読んで食指が動き、今回読んでみた。辻由美の翻訳、もしかしてまともに読んだのは初めてかな?静けさと詩情が出ていてとてもいい訳だと感じた。わたしはこの人、エッセ...
ドラマ。

< ミワさん なりすます >

2023年10月に始まったドラマの感想を今さら載せる……これは見事なキャスティング。堤真一を引っ張ってくるのは凡百のプロデューサーでもやるだろうが、主役の子(松本穂香)やマネージャー(山口紗弥加)はお手柄。これに片桐はいりも入り、見る前はそ...
◇読んだ本の感想。

◇ 「夏目漱石全集 3 草枕 二百十日 野分」(ちくま文庫)

夏目漱石は好き。でも書簡集までを含めた全集をがっつり読んだことは多分ないので、今回読んでみることにした。小説作品は読みやすいちくま文庫で、それ以外は一番充実してそうな(しかし読みにくそうな)岩波の「底本漱石全集」で。多分小説は若いころ、一通...
☆映画館で見た映画。

☆< ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 >

いろいろ言いたいことはあるけど……良かったですね!いい映画でしたね!「ハイキュー!!」はとても好きなのよ。とはいってもマンガは6巻までか、そこらへん。アニメで見たいと思ってマンガは読んでない。アニメもOVAは見ていない。つまりところどころ話...
◇読んだ本の感想。

◇ 吉田修一「路(ルウ)」

吉田修一は「横道世之介」の1作目と2作目を読んで、意外にほんのりしていると思った。何しろ最初は後味悪い系というイメージだったので、実は今もこわごわ読んでいる。そしたら今作もほの明るい系でしたね。むしろ今までで一番明るいか。最初新幹線の話から...