◇読んだ本の感想。

◇ 津本陽「新釈 水滸伝 上下」

全19巻?20巻?の北方謙三小説は読める気がしなかったし、全10巻の岩波文庫版の全訳も読めるとは思わなかったので、無理があると知りつつ、上下巻の津本陽小説。本来は長い長い話の筈なので、この短さで何かわかるのだろうか。しかしまあ短いのを読んで...
仙台89ers。

89ers、1月6日の試合。

うぐう。せっかく見に行ったのにさー。2Qの途中まではイケイケのノリノリで(言い回しが古いですか)、全然勝てるつもりで見ていたのに、途中で何が起こったのかあっという間に逆転され。テンション下がったわー。まあ負けちゃったんですよ。7日の試合も。...
◇読んだ本の感想。

◇ 藤森照信「近代日本の洋風建築 栄華篇」

前篇に引き続き面白く読めた。ただどっちかというと、前篇の方が明治初期の建築界の状況というところまで含めて蒙を啓かれたのに対して、栄華篇の方はそこまでではなかった。わりと細かい話でした。岩崎家・丸ビル・ヌーヴォー・デコ・田園調布・伊藤忠太など...
仙台89ers。

89ers、2024年元旦の試合。

うひょほーい!わざわざ大晦日、元旦と遠征して負けに行くのかあ……と自虐してたらとんでもない!元旦の試合、勝ちましたよ!うれしーい!まあ大晦日の試合はコテンパンだったんだけどさ。それですっかり意気消沈して、今日も駄目だろうと思っていた。そした...
◇読んだ本の感想。

◇ 柳広司「トーキョー・プリズン」

柳広司は頭がいいんだろうなあと思いながら読んでいる。秀才タイプ。その分、わずかにあっさりしすぎかという気もするが、話としては好きだ。1年ちょっと前に初めて作品を読んで、今まで6、7冊読んだか。本作は久々にがっつり書き込んだ作品かなと思う。何...
フィギュアスケート。

フィギュアスケート 全日本選手権 2023 女子。

女子は全体的にレベル高いんだけど「これ!」というインパクトのある人は少ない。残念ながら。女子ショート。上薗恋奈。13歳で大人っぽい滑りをするなあ。ジャンプの回転が遅いのが残念だが。ジャンプは元々の筋力が大事だからなあ。雰囲気を作るのがとても...
フィギュアスケート。

フィギュアスケート 全日本選手権 2023 男子。

今シーズンはついにグランプリファイナルもスルーしてしまった……なので海外勢が今どうなっているのかさっぱりわからない。――ふんふん、なるほど。男子ファイナル出場はシャオ・イムファとマリニンとエイモズね。6人中フランス2人は快挙だが、それは小粒...
◇読んだ本の感想。

◇ 水村美苗「本格小説 上下」

この人の小説は「続明暗」「私小説」に続いて三作目。基本的には好き。すごく好き、といってもいい。その上で気になるところはありつつ、面白く読んだ。事前にエミリー・ブロンテの「嵐が丘」の翻案だというのは聞いていたのよ。読んでみて、たしかに「嵐が丘...
ドラマ。

< 下剋上球児 >

結局、最後まで見たことは見た。けど、話がさあ。思わず舌打ちをしたくなるほどアホみたいな話で、一体脚本家は何をやってるんだ、と思った。責められるべきは脚本家ですか?プロデューサーですか?この脚本家は「おおかみこどもの雨と雪」らしいのよね。あれ...
◇読んだ本の感想。

◇ 坂本藤良「小栗上野介の生涯 兵庫商社を創った最後の幕臣」

正直、本に書いてあった著者の経歴的にそこまで期待値は高くなかった。経営学者ではあっただろうけど、どうも実業界寄り。ジャーナリスト出身の文筆家に対して(わたしに)偏見があるのと同じで、実業界寄りの学者には偏見がある。危ぶみながら読み始めたんで...