◇読んだ本の感想。

◇石川達夫「黄金のプラハ 幻想と現実の錬金術」

学者はたまにこういう佳品を書く。構造的には当然のことなんだけど。書くにせよ、話すにせよ、人間は自分の一番得意なこと、あるいは好きなことについて表現している時が一番面白い。学者なんてのは、世の中の職業人の中で、得意なことと好きなことが最も近接...
◇読んだ本の感想。

◇ 姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」

久々たっぷり満足な1冊。例によって情報はここから。いや、でもね、わたしにとって、この著者名は難ですよ。ペンネームをカタカナにする人には共感出来ない。今までカタカナの著者名で面白かったものが全然なかったかと言えばそうでもない気がするが、ペンネ...
◇読んだ本の感想。

◇ 野中柊「あなたのそばで」

うーん、うーん、……ヨンデモ本?この本は、――つまりは、わたあめをどう思うかという問題なのだ。わたあめは甘い。ふわふわしていて口の中で一瞬で溶ける。ざらめ100%なのでこれといった栄養はないし、複雑な味は一切なし。ストレートに甘い。食べ物と...
◇読んだ本の感想。

◇ 篠田達明「烏鷺寺異聞」

読み終わってものすごく疑問。……著者は何が書きたくて、誰に読んで欲しくてこの本を書いたのだ?烏鷺寺異聞―式部少納言碁盤勝負posted with amazlet at 09.07.26篠田 達明 徳間書店 売り上げランキング: 611184...
◇読んだ本の感想。

◇ 西村公朝「よくわかる仏像の見方 大和路の仏たち」(アートセレクション)その2。

よくわかる仏像の見方―大和路の仏たち (アートセレクション)posted with amazlet at 09.07.23西村 公朝 小学館 売り上げランキング: 300024Amazon.co.jp で詳細を見るこの本で出会ったブツで気に...
◇読んだ本の感想。

◇ 西村公朝「よくわかる仏像の見方 大和路の仏たち」(アートセレクション)その1。

私事だが……知人が四方山話の中で、「仏像」という言葉に反応した。「なに?仏像好きなの?」と尋ねると、「癒されたいの」との事。「じゃあ何かみつくろって持って来る」と言ったはいいものの、家に帰って蔵書を見ると、意外に写真主体の仏像の本がない。と...
◇読んだ本の感想。

◇ 古川日出男「サウンドトラック」

うーん。これなあ……。パワフルさはある。書き手の技術も感じる。目新しさという意味では面白い。個々で評価する点はわりあいあるが、一本の小説としては、うーむむむむむむ、……ダメ、だなあ。読み始める前は、厚いし二段組だし、読むのがどうも気が重い、...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

無欲の引き分け。

最近、観戦惨敗率が悲惨なことになっているので、今回は事前に心を決めて行った。「多くは望まない。惨敗でさえなければ」その無欲さを神が嘉し給うたのか、今回は引き分けでした。へー、今期初の引き分けだったんだ。いやでもまあ、3点差を追いついて引き分...
◇読んだ本の感想。

◇ ヴァージニア・ソレンセン「メープルヒルの奇跡」

ヨンデモ本。ファンタジー……なんだろうか。ある意味ファンタジーだろうな。物語としての厚みはかなり違うけど、「赤毛のアン」を思い出していた。どこか重なる部分がある。本作は、タイトルからして教訓がたっぷり盛り込まれていそうで、正直腰がひけていた...
◇読んだ本の感想。

◇ 春江一也「プラハの春」

著者は現役?の外交官。あ、Wikiでチェックしたら、もう退官しているようだね。「プラハの春」がデビュー作らしい。なので、あんまりあげつらうのもキビシイかとは思うが……プラハの春当時、現地で見ていたというのはたしかに強みだと思うよ。それを書き...