◇読んだ本の感想。

◇ 梨木香歩「水辺にて on the water off the water」

ヨンデモ本。エッセイ集。この人については何度も書いている気がするけど、今回もやっぱり同じことを言う。いい書き手だ。「作品」と感じるほどのエッセイはとても数が少ない。すでに古典になっているようなものは別にして。……ま、わたしがどれだけエッセイ...
◇読んだ本の感想。

◇ ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」

池澤推薦の本で、「西洋文明の優勢はどこから来ているのか」を書いた本だというので、飛びつくように読んでみたのだが、期待したほどの内容ではなかった。もう少し結論部分を前面に出して欲しいというか。なんか羅列部分が多くて。(検証部分というべきなのか...
◇読んだ本の感想。

◇ ローレンス・ブロック「酔いどれ探偵マット・スカダーシリーズ」

去年の暮れあたりから読み始めたシリーズ。あれっ、まだそんなもんか?2年近く読んでるような気がするが。1作目「過去からの弔鍾」から16作目の「すべては死にゆく」までようやく読み終わった。ハードボイルド?サスペンス?ビターな……ビタースウィート...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

終わった。

イーグルスの一年が終わりました。祭りの後の寂しさ。その他に(負けて終わったことを考えれば不思議にも)満足した思いもある。いい思いをさせてもらったなあ。10月からこっちの、奇跡のような快進撃とCS第1ステージは最高でしたよ。……そして第2ステ...
◇読んだ本の感想。

◇ 小野理子「女帝のロシア」

ヨンデモ本。「新書はこうあるべき」という本を久々に読んだ。わたしの新書の定義は「本来難しい内容を、専門家がとっつきやすく書く一般向け入門書」なので。ロシア文化学専攻の学者が書いたエカテリーナ大帝をメインにした物語風歴史。面白かった。最近、新...
◇読んだ本の感想。

◇ 池澤夏樹「海図と航海日誌」

タイトル的にはヨット旅行かなんかのエッセイかしらん、というところだが、これが実は本人の読書歴を軸にした自伝(?)。まあ自伝とまではいかんけれども(池澤は自分のことを書くのが嫌いだそうだ)書物の海を旅した記録と、そこで出会った何冊かの重要な本...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

ちっ、泣けるぜ。

イーグルス、勝ったねぇー…………………………。16日も17日も、泣ける試合だったよ。1戦目は(リアルタイムでは見られなかったけどスポーツニュースはしごで内容把握)、最終盤の勢いそのままに4本のホームランで大勝。高須の先頭打者ホームランってす...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

CSです。

イーグルス初めてのCSは――球団史上1回しかない。そのCSが明日から始まります。うわああああ、大丈夫かなあ。楽しみというより不安。まあ何しろ、今球団事情がぼろぼろですので……はっきり言ってファンはものすごく迷惑をしている。……9月10月あん...
◇読んだ本の感想。

◇ 服部ゆう子「ラット一家と暮らしてみたら」

ヨンデモ本。池澤推薦。今まで池澤推薦の本を何冊も読んで来たが、素直に面白いという意味ではもしかして一番だったかもしれない。わたしは本を、家でも外でも読む。家で読むのは小説。小説は一気に読まなければ面白さは半減だと思っているし、その没頭が読書...
☆映画館で見た映画。

< ココ・アヴァン・シャネル >

好意的な意味で、まあまあ。やはりオドレイ・トトゥは見ていて愉しい女優だ。表情を見ているだけで満足出来る。だいたい、2時間の映画をほぼ登場人物5人だけで乗り切ったのだから、役者たちはみんな良かったんだよ。話は大したことない。シャネルが若くて、...