◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 服部ゆう子「ラット一家と暮らしてみたら」

ヨンデモ本。池澤推薦。今まで池澤推薦の本を何冊も読んで来たが、素直に面白いという意味ではもしかして一番だったかもしれない。わたしは本を、家でも外でも読む。家で読むのは小説。小説は一気に読まなければ面白さは半減だと思っているし、その没頭が読書...
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◇ 灯台へ/サルガッソーの広い海 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-1)

文学全集の編纂。なんていうものは、それが出来る知識がある人にとっては楽しい仕事であろう。選ぶのはもちろん難しいだろうけど、「個人編集なんだ!」と開き直って、後はこころゆくまで自分のシュミに従う。こりゃ楽しいさー。まあ、それほど簡単に開き直れ...
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◇ 高島俊男「本が好き、悪口言うのはもっと好き」

読んだ。本が好き、悪口言うのはもっと好き (文春文庫)posted with amazlet at 09.09.23高島 俊男 文藝春秋 売り上げランキング: 146449Amazon.co.jp で詳細を見るうーむ。これって……知識レベル...
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◇ 遠藤周作「深い河」

読み終わった時はけっこう感銘を受けて、考えた末に評価A(=えらい!)をつけたんだけど、少し冷静になったら、話の作りはわりと類型的だな、と感じたのでB(=なかなか)に直した。妻を癌で亡くした後、妻の大切さに気づき苦しむ初老の男とか。自分探しの...
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◇ 日野啓三「ユーラシアの風景」

こんなにあちこちに行きやがってうらやましいぞ!!……と、まず悪態をついてから読み始めた。どういう人かは全く知らず、この本も池澤推薦で読んでみた。(ここのところ池澤推薦が続くが、つまりは池澤の書評本を1冊読んで、食指が動いた本のタイトルが課題...
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◇ ハルビヨルグ・ヴァッスムー「ノルウェーの汀の物語 ディーナの愛 上下」

主人公であるディーナの造型が非常に印象深い。女というより動物。強く野性的。体面を考えることも、周囲の思惑も、ほとんど彼女の行動には影響を及ぼさない。獣の強さと凶暴さで周囲を支配しながら自分の人生を生きて行く。彼女の前に、全てのものは好むと好...
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◇ 岡田英弘「歴史とは何か」

うーん。どうだろ?池澤推薦。「文章がもう少し練れていれば……」との留保付きだが。でも内容については素直に評価しているようだ。わたしは、と言えば眉に唾をつけながら読んだ。今まで聞いたことのないことを、けっこうな断定口調で言っているところが少々...
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◇石川達夫「黄金のプラハ 幻想と現実の錬金術」

学者はたまにこういう佳品を書く。構造的には当然のことなんだけど。書くにせよ、話すにせよ、人間は自分の一番得意なこと、あるいは好きなことについて表現している時が一番面白い。学者なんてのは、世の中の職業人の中で、得意なことと好きなことが最も近接...
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◇ 姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」

久々たっぷり満足な1冊。例によって情報はここから。いや、でもね、わたしにとって、この著者名は難ですよ。ペンネームをカタカナにする人には共感出来ない。今までカタカナの著者名で面白かったものが全然なかったかと言えばそうでもない気がするが、ペンネ...
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◇ 野中柊「あなたのそばで」

うーん、うーん、……ヨンデモ本?この本は、――つまりは、わたあめをどう思うかという問題なのだ。わたあめは甘い。ふわふわしていて口の中で一瞬で溶ける。ざらめ100%なのでこれといった栄養はないし、複雑な味は一切なし。ストレートに甘い。食べ物と...