◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 堀田善衛「ミシェル 城館の人」(全3巻)

これはミシェル・ド・モンテーニュについての本。全3巻で順番は「争乱の人」「自然 理性 運命」「精神の祝祭」。これ、図書分類記号が913.6になってるけど間違ってないのか?これは……伝記とも言い難いが、真小説(?)では全然ないと思うのだが。せ...
◇読んだ本の感想。

◇ 加納朋子「ななつのこ」

わたしは北村薫が好きだ。相当に、と言ってもいいほど。あ、でも「冬のオペラ」と「円紫さんと私」シリーズ限定ですけどね。その他は相当に、というほどではない。まあ全部読んだわけでもないけど。一般的な評判として、加納朋子は北村薫に似ていると聞いてい...
◇読んだ本の感想。

◇ 香納諒一「あの夏、風の街に消えた」(ただし46ページまで)

人生2冊目の「1行目地雷小説」。(ちなみに1冊目は佐○賢一の「傭兵ピエール」)   それはまだ二十世紀のことだった。新宿の高層ビル街と、毎日の平均利用者数が   数百万人を超える新宿駅を間に置いてむき合う新宿御苑に、うっすらと朝靄の漂う夏の...
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◇ 宇月原晴明「黎明に叛くもの」

松永久秀主役。松永久秀と斎藤道三は実はイスラム暗殺教団の流れを汲む兄弟弟子だった。というのが基本設定。やっぱりさー。もうどんだけ信長に惚れてんねん!って感じだよね。いや、作者が。「信長あるいは戴冠せる両性具有者」「聚楽 太閤の錬金窟」ときて...
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◇ 米原万里「ガセネッタ&シモネッタ」

米原万里の本を何冊読んだか数えてみて、10冊を越していたので我ながら意外。そんなに読んだっけか。世界情勢、政治がらみはわたしは好きではないのでちと保留だが、他の話題はみなそれなりに面白い。今回は通訳方面の話。全体的にみればアベレージの面白さ...
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◇ジェフリー・フォード「白い果実」

ありがとう、金原瑞人!金原瑞人がこういう反則スレスレの離れ業を思いついてくれなければ、我々はこの小説を読めなかったんですよ!……というのは何の話かというと、訳者の話。この作品には訳者として山尾悠子が携わっている。あとがきによれば、こういう経...
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◇ 中野 翠「会いたかった人」

中野翠は何冊か読んで、すっかり食傷した。1冊目の「ふとどき文学館」は野坂昭如や久世光彦との対談部分に多少の面白さを感じたのでそれほどでもなかったが、その後読んだ「千円贅沢」にも、「ともだちシネマ」という対談本にもほとんど内容がなく。なんなん...
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◇ 村上春樹「羊をめぐる冒険」

わたしの村上春樹体験は、はるか昔に「パン屋再襲撃」と「カンガルー日和」を読んだことに尽きる。村上春樹ファンの友人の家で読んだ。もっと正確に言えばその後エッセイを2冊くらいは読んだ記憶があるのだが、ちょっと気取った普通のエッセイという感想。そ...
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◇ 平出隆「ウィリアム・ブレイクのバット」

ウィリアム・ブレイクとは……といっても説明が出来ないから、wikiの該当ページをどうぞ。わたしはこの人は主に挿絵画家、ちょっと詩も書くらしい、程度の認識で。しかもイギリス人だし、一体野球とどう関わるのかと疑問に思いつつ読み始めた。あ、でも実...
◇読んだ本の感想。

「過去の新刊めったくたガイド」の消滅について。

WEB本の雑誌。たとえ大手出版社が敵になろうとも、アンタだけは我々の味方だと思っていたのに!我々に顔を向けて仕事をしてくれると信じていたのに!なぜ何の予告もなく「過去の新刊めったくたガイド」を消したのだぁぁぁぁっ!……WEB本の雑誌というサ...