◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ アゴタ・クリストフ「怪物 アゴタ・クリストフ戯曲集」

普段から本を読んでいる人も、戯曲となると読んだ数は少ないだろう。まあシェイクスピアなんかは戯曲ですが。でも、戯曲は基本的に会話で構成されているから、読みやすいことは読みやすいんだよね。この本も、多分読了まで1時間かかってないんじゃないかな。...
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◇ ヘルマン・ヘッセ「シッダールタ」

このタイトルで主人公がお釈迦様以外には有り得なかろうと思ったのだが……主人公はお釈迦様ではありません。実は、お釈迦様と同時代に生きた、全く別人の“シッダールタ”という青年(から老年期まで)の人生。主人公はバラモンの息子で、その後仏弟子となり...
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◇森類 「鴎外の子供たち」

森茉莉つながりでこの本も読んでみた。……茉莉と比べれば(茉莉の著作を読んでいる限りにおいては)、類の方がよほど常識人に見えていたけど、常識人というわけではないなー……茉莉と類のエッセイをそれぞれ読んでみて、鴎外の影をひしひしと感じた。鴎外本...
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◇ クレイグ・ライス「スイート・ホーム殺人事件」

いや、基本的にはわたしの好きな系統の話だと思うよ。こういうコージー系は。……だが、訳が乗り越えられない。一体いつの訳だよ。もちろんずっと前の訳が古びるのは仕方ないことだ。ただねー。この訳、軽みを目指したせいか、当時の言い回しが多すぎるんだよ...
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◇ ジェフリー・オヴ・モンマス「ブリタニア列王史」

読む前は、それこそ「ローマ帝国衰亡史」みたいなのを想像し、また何巻もあるんだろうなあ……と思っていたら、単行本400ページとは言え1巻しかないので嬉しかった。しかし、読みやすくはないですが。実は最初の一行でつまづいた。ジェフリー・オヴ・モン...
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◇ 磯田道史「殿様の通信簿」

言わずと知れた?「武士の家計簿」の学者。いや、これも大変に面白かった。戦国時代の大名について書いた小文は、古今に星の数ほどあれど、古文書という新しい切り口を持っているのはやはり強いねえ。実際にあるんだそうですよ、「殿様の通信簿」。実際の古文...
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◇ パール・バック「大地」

アメリカ文学最短コース遍歴中。まずパール・バックが女性だったことに驚いた。いや、よく考えればパールは女性名なんだけど、あまりそこまで考えたことがなかった。次に舞台が中国だったということに驚いた。普通、アメリカだと思いますやん。「怒りの葡萄」...
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◇ ベンジャミン・フランクリン「フランクリン自伝」

アメリカ文学最短コース遍歴中。うううう~。これ、訳がヒドくないか。いやヒドイまではいかないか。でも、悪いんじゃないか。読んでいて辛かった。とにかく“つもりにしていた”という言い方が大凶。乗り越えられない。なぜ“つもりだった”と言えん!“つも...
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◇ 宮部みゆき「おまえさん」

でかした、講談社!嬉しかったよ。単行本と文庫本の同時刊行というのは。大好きな「ぼんくら」シリーズ3作目、文庫化を3年も待たずに読めるんだからさ。――嬉しいが、京極夏彦なんか単行本と文庫本とノベルズと電子辞書を一挙に出すらしいし、そこまでする...
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◇ 関川夏央「石ころだって役に立つ」

この人の書くものはエッセイなのか?小説なのか?ってのが多いなあ。それがいいやら悪いやら。本作は多分エッセイ……でも書きぶりがちょっと大仰なので、小説なのかなーと思わないこともない。大仰なのはマイナス面だけではないけどね。ナナメヨコ的ではある...