◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 飯嶋和一「黄金旅風」

前に「始祖鳥記」を読んだ。そんなに肌が合わなかった記憶がある。今回のこれは、面白かったんだけど、……うーん、なんかバランスが悪いよなあ。細部を丁寧に書く筆力は素晴らしい。とても素晴らしい。登場人物もいい。爽やか。いい人。主人公の末次平左衛門...
◇読んだ本の感想。

◇ D・H・ロレンス「チャタレイ夫人の恋人」

これってたしかだいぶエッチな作品だったよね?しかしわたしももうオトナだし。ロレンスを何冊か読んでみようという時に、「チャタレイ夫人の恋人」を忌避するのはどうだろう、と思ったので読んでみた。いや、期待に反して?普通に純文学でした。たしかにセッ...
◇読んだ本の感想。

◇ 槇文彦・大野秀敏編著「新国立競技場、何が問題か オリンピックの17日間と神宮の杜の100年」

陣内秀信関連でちょっと眺めた本。夏のオリンピックには全く興味がなく、東京でやることについても「へー、やるの」程度の認識なのだが、新国立競技場でもめてるということはごくうっすらと知っていた。エライ人はリッパな建物を建てたがりますからねえ。人の...
◇読んだ本の感想。

◇ バーナード・マラマッド「レンブラントの帽子」

アメリカ文学最短コース遍歴中。こんなに辛気臭いのはちょっとどうもね。まあ、とにかくひたすらドライでビターなアメリカ文学を出発点として、ここに来てようやくジメジメと湿っぽい作品が出たことが感慨深い。というべきなのかもしれん。感慨深いが好きでは...
◇読んだ本の感想。

◇ 仁木英之「僕僕先生」

ファンタジー大賞入賞作なので読んでみた。素直に面白かった。ファンタジー大賞は基本的に作家の登竜門。入賞者で、その後もプロの作家として書いている人は割合的に多い。しかし逆に言えばそういう賞なので、ぎこちなかったり肩に力が入っていたり、こなれて...
◇読んだ本の感想。

◇ 万城目学「悟浄出立」

書いたね。万城目学。マジメな話を。まあ「とっぴんぱらりの風太郎」もどっちかといえばマジメな話だったかな。タイトルと忍者って設定だけが、ちょっとユーモラスってだけで。このタイトルで、当然思い出すのは中島敦の「悟浄出世」。読んだよ。10年くらい...
◇読んだ本の感想。

◇ サイモン・シン「暗号解読」

かなり厚い本で、内容もこめんどくさい本。しかし最後まで面白く読めた。まあぱらぱら読みも多々あったわけだが。わたしは著者に感心したね。何しろ暗号の歴史概説の話。暗号そのものの説明は避けて通れないところ。これを文章で説明するのって大変ですよ。そ...
◇読んだ本の感想。

◇ アーロン・エルキンズ「スケルトン探偵 ギデオン・オリヴァーシリーズ」

けっこう有名なシリーズだと思うが、……あんまり。悪くはない。しかしシリーズ十何冊も読みたいかというとそこまでではないなー。ギデオン・オリヴァーという名前から、なんだか知らないけど「13号独房の問題」のドゥーゼン教授を思い出していて。ギデオン...
◇読んだ本の感想。

◇ 恩田陸「チョコレートコスモス」

だから恩田陸には、タイトルをつける時には中身を表すタイトルをつけるようにと何度も何度も。これさー、最後唐突にチョコレートコスモスのことは出てくるけれども、むしろきんぽうげの話だよね?タイトルにするなら「きんぽうげ」なんじゃないのか。カタカナ...
◇読んだ本の感想。

◆ 多賀城市立図書館。

仙台メディアテークは(一応世界的に)有名な建築だし、宮城県図書館も国内では有名な建築だけれども(しかし宮城県図書館は、わたしは使い勝手的に大嫌い)多賀城市立図書館は多分建築的にはどうこうという建物ではないと思う。しかしこないだ覗いて来て、雰...