◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 池上永一「唄う都は雨のち晴れ トロイメライ」

現段階でトロイメライは2巻まで出ていて、この2巻が2011年出版だから後には続かないだろうけど、これ、好きだなあ。シリーズで読みたいなあ。続編書いてくれないものだろうか。形としては幕末期王朝琉球を舞台にした捕物帳なんだけどね。池上永一らしく...
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◇ 川上康介「五感で学べ ある農業学校の過酷で濃密な365日」

これ、タイトルで損してる本だと思うなー。内容を表してることは表してると思うんだけど、インパクトがない。第三章のタイトルの「タキイ三倍速の法則」がタイトルで良かったんじゃないか。タキイって、わたしが聞いたことがあるくらいだから、多分有名な種苗...
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◇ 池上永一「王様は島にひとり」

池上永一は10年前にそれまでの既刊書はほとんど読んで追いついたので、あとはしばらくご無沙汰をしていた。読む順番が回って来たのでまた読み始めた。10年ぶりに読んだのはこないだの「トロイメライ」だったんだけど、相変わらず面白かったのでアリガタか...
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< ラ・ブーム >

はるかな昔、大変にはやったらしい映画。数十年越しにようやく見てみた。なるほど。こういう映画か。えー、最後まで見られたんですよ。そういう意味では面白かった……のかもしれない。が、いまさらフランスの若い女の子の生態を映画で見てもなあ、というのが...
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◇ 辻惟雄「日本美術の歴史 補訂版」

日本美術の概説書。前書きで「自分の専門分野ならいざ知らず、全体を俯瞰してまとめるなんて荷が重い……」というような内容を書いていて、やっぱりそういうもんなんだなあと親近感を持った。そして読んで、やっぱりそう思った。こりゃー大変ですよ、書くの。...
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◇ 府中市美術館編「へそまがり 日本美術 禅画からヘタウマまで」

美術館が出す書籍というと特別展のカタログだけしか思い浮かばなかったので、こういうテーマに沿った普通の書籍というのが驚いた。そして読んで、面白かったので良かった。近年、日本美術のユルさを前面に出すテレビ特番・特別展が多くていいですね。そういう...
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◇ 北村薫「1950年のバックトス」

ほほう。こういう話か。短編集。1冊で23編。1編の長さに長短がある。全体的にはちょっと物足りなく読んだ。日常生活のスケッチをさらっと書いている――あえていうなら、書いているに過ぎないものが多かったから。北村薫には求めるものが多いので、もっと...
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◇ 池澤夏樹「氷山の南」

これ、新聞小説だったんですねえ。読んでいる間は全然気づかなかった。主人公を少年にして、その少年が南極へ行く船に密航して、いろいろな経験をしていくという話。これは小説だけれど、読みどころは南極についてのいろいろな雑学かな。これ、多分実際に池澤...
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◇アルベルト・マングェル「読書の歴史 あるいは読者の歴史」

こないだはこの人の「図書館――愛書家の楽園」を読んだ。感銘を受けた。コムズカシイのに読みやすいという、両立不可能なものを両立させた稀有なエッセイ。今回のこれも、その点は同じ。まあ前回と同様のクオリティなので、初回の衝撃はなかったわけですが。...
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◆ ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展

はるかな昔だが、ここには行ったことがある!……と思ったのだが、行ったのは国立民族学博物館の方でした。多分古代博物館へは行ったことがない。エジプトものはね。人気ですよね。どこへ行ってもね。総じて「まあまあ」という感じのエキシビ。初っ端の展示物...