◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ アルコ×河原和音「俺物語」

今けっこう売れているマンガなんだろうなー。何とか漫画賞も取ったらしいし。それまで全く知らなかったけど、友達が貸してくれて3巻まで読んだ。俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)posted with amazlet at 13.07.17...
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◇ アーヴィング「アルハンブラ物語 上下」

アメリカ文学最短コース遍歴中。わたしは文学作品が好きな方ではなく、とりわけアメリカ文学は「アメリカとはなんぞや?」という疑問から基本ラインをツブしているに過ぎない。なので、今まで読んで来たアメリカ文学のラインは、修行、あるいは苦行に近いのだ...
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◇ 中村好文「普通の住宅、普通の別荘」

これは少々高い本だったけども、みなさんのおかげで買いました。中村好文は建築家。建築に興味がある人にとっては知る人ぞ知る存在だろうが、一般人にまで浸透しているとは思えない。でかい箱ものを作る人と違って、彼のメインは個人住宅なんです。そういう人...
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◇ 向井万起男「君について行こう 女房は宇宙をめざした」

もうほぼ20年前になるのか……。向井千秋がスペースシャトルで宇宙に行った後、この本はけっこう長い間、平積みになってましたね。わたしは読むのにやぶさかではなかったけれども、「そのうち」と思いつつ約20年が過ぎた。今回読んでみて、実に面白い本で...
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◇ 大原富枝「原 阿佐緒」

(わたしにとっては)郷土の歌人、原阿佐緒の評伝。著者の大原富枝さんは、源氏物語の何だかを読んだことのある人。……と思ったのだが、市図書館で著作を検索しても源氏関係がない!いや、何かは読んで、馴染みを感じているのだが。「建礼門院右京大夫」だろ...
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◇ 米沢穂信「折れた竜骨」

渡し守のマードック。蜂蜜酒(ミード)。晩課(ヴェスパー)の鐘。ジョン王と女帝モード。……とくれば、あれでしょう。まあ気づいたからエライというほどマイナー作品でもないけどね。そもそも、あんまりあとがきを見たことある気がしない米澤穂信が珍しくあ...
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◇ ピーター・ワトスン「まやかしの風景画」

ミステリです。絵の謎解きをしながら宝探しをするという趣向の。面白かったです。ありがちな趣向だが、実際に書くのは難しそうだ。だって絵から、そうそう上手く宝探しなんて出来ないよ。よほど意味ありげな絵じゃないと。この本には、アリガタイといえばアリ...
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◇ 森見登美彦「有頂天家族」

久々の森見登美彦。前読んだのは「太陽の塔」か?ファンタジー大賞をツブした時だったはずだから多分そうだ。前は、変な話を書く人やなあ、と思って微妙だった記憶あるが、でもリストに残してリピートしたってことはどっか面白かったんでしょう。そして今回の...
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◇ 狩野良規「シェイクスピア・オン・スクリーン シェイクスピア映画への招待」

実に久々に、読んで愉しい本だった!ホホエミながら読んでいた。……と思っているのは本人だけで、他人から見ればニヤニヤ笑いながら本を読むアヤシイ人。なんだろう。なんなんだろう、この気持ち。本の内容はタイトル通り、映画になったシェイクスピア作品を...
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◇ 堀田善衛「ゴヤ 全4巻」

堀田善衛はこれにて打ち止め。けっこう読んだ。ツブす、まではいかないが、図書館にある彼の本は7割くらいは読んだのではないか。まあ、全てが面白かったとも言えないのだが。でも書き手本人が好きだったですね。今、振り返って印象に残っているのは、「ミシ...