◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 小松左京「ゴエモンのニッポン日記」

まあわりと設定が適当。作家の小松左京のところに知り合いの宇宙人が尋ねてきて、居候する話。宇宙人は純粋にニッポンを理解しようとするが、その純情な目で見てみるとヌッポンズンのやっていることは非合理的で納得出来ない。――というネタで24回連載。い...
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◇ フォースター「ハワーズ・エンド」

前回、吉田健一訳を苦労して読んで、こんな訳でいいのか?と疑問に思ったので、今回小池滋訳で読んでみた。……こっちは読みやすかったですね。ものすごく。ちょっと寝込んでいる日に読んだんだけど、1日で読み終わったから。こんな文学作品を4、5時間続け...
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◇ 矢島翠「ラ・ジャポネーズ キク・ヤマタの一生」

この矢島翠さんという人は前に「ヴェネツィア暮らし」という著作を読んだことがある。これが好きだった。淡々と語っているけれども詩情も漂い、適度に文学的。今回の「ラ・ジャポネーズ」も面白かった。キク・ヤマタは第二次世界大戦前にフランス領事の娘とし...
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◇ イザベラ・バード「日本奥地紀行」

この存在を知ったのはもうずいぶん前なのだが……当時探してもこの本は日本では普通に手に入らなかったように思う。近場の図書館の蔵書検索で見る限りは、2009年に関連本が、2012年に東洋文庫(文庫という名前のくせにほぼ一般書じゃないヤツ……)で...
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◇ メアリアン・「プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?」

これは「タイトルで損をしている。読書好きなら必ず読まなくてはならない本」という書評を見て読んでみたんです。うん、まあまあまあ……といった感じ。ただ、根本的には不満がある。これねー、ところどころかなり示唆に富んだ内容ではあるんだよね。読み終わ...
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◇ 宇月原晴明「かがやく月の宮」

わたしは読み終わる何ページか前まで、すっかりタイトルを「かがやく日の宮」だと思っていた。で、「かがやく日の宮」だったらどう考えたって源氏物語の話だから、そう思って読み始めたら……たしかに最初の数ページは源氏物語ではあるんだけど、わりとすぐ何...
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◇ 池澤夏樹個人編集「世界文学全集1-07 ハワーズ・エンド」

作者はフォースター。たしか「眺めのいい部屋」は読んだが……内容はほぼ覚えていない。うん。なんかよくわからなかったね。高等遊民と俗物の対比。ということしか。そしてそこまでハワーズ・エンドに焦点が当てられてるのか?と疑問。もっと唯一無二の場所と...
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◇ 伊坂幸太郎「終末のフール」

ひさびさ~~~~~な伊坂幸太郎。10年じゃきかない。20年は経たないけれども。「砂漠」と「魔王」は読んだ気がするからなあ。まあ伊坂幸太郎はそんなに好きじゃなかったんです。すっきりしない小説だしね。後味が悪かったりするしね。でもこの本は面白か...
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◇ ねじめ正一「商人(あきんど)」

ねじめ正一といえば長らくテレビでたま~に見かけるだけの人で……小説家というイメージがなかった。わたしの中では、ほんとに小説書いているの?という疑惑さえあった。元々は詩の人なんですか。今は民芸店店主。ほう、児童書もずいぶん出してるんですね。わ...
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◇ ニール・ゲイマン「アナンシの血脈 上下」

上巻は明るい不条理ストーリー、下巻はドタバタファンタジー。面白かった。アナンシって語感からいって、ケルト神話あたりだと思っていたら西アフリカの神話だそうだ。アフリカの神話って知らんなー。あ、エジプト神話はちょっと読んだことあるけど。正直、な...