◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ マイクル・ムアコック「メルニボネの皇子」(永遠の戦士エルリックシリーズ1)

ひさびさーにビッグファンタジーを読んだ。苦手かもなあ、と思いつつ手を出したのは、訳者:井辻朱美がゆえ。井辻さんは作家としては寡作だけれども、作品は好きだった。何よりも好きなのは「風街物語」。ファンタジーは好きなような嫌いなような、微妙なジャ...
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◇ 恩田陸「錆びた太陽」

こういってはなんですが、ひっさびさの恩田陸のちゃんとした作品。面白かった。 ここのところ、薄い作品が続きましたからね。←10年くらい。そしてさらに久々に、タイトルが内容をほんのすこーし表している作品。わたしの意見では、恩田陸の作品はほとんど...
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◇ 池澤夏樹個人編集世界文学全集「マイトレイ/軽蔑」

エリアーデ「マイトレイ」エリアーデは昔々、宗教学の本を読もうとした。著作集の第1巻かなんかだったか。そしたら難しすぎてさっぱりついていけず。当時は今より諦めることは少なかったんだけど(わからなくてもつまらなくてもとにかく最後まで読んでいた)...
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◇ 中野好夫「シェイクスピアの面白さ」

わたしは中野好夫に恨みがある。ギボンの「ローマ帝国衰亡史」がものすごく読みにくかったんだ!辛気臭い?内容の話を、文庫本の厚いので10巻も読まされて!……まあ読んだのはわたしの自由意志ですけど。そもそも読んだといえるほど読んだか?眺めただけじ...
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◇ 萬屋健司「ヴィルヘルム・ハマスホイ 静寂の詩人」

先日読んだ「佐藤直樹 ヴィルヘルム・ハマスホイ 沈黙の画家」に続き、2冊目のハマスホイについての本。こっちの方が若干大きくて、情報量が多い。どっちか1冊買うのならこっちかな。2冊どっちも読むのならこの順番で良い。ハマスホイ、いいと思うわ。日...
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◇ 佐藤亜紀「金の仔牛」

やあやあ、久しぶり、佐藤亜紀。ここのところ、課題図書リストの2周目が廻って来て、再び出会う作家が続いている。佐藤亜紀も再会の作家。元気でしたか。この10年、何をしてました。と思って読んだところ、相変わらず面白かったのでうれしい。でもよく考え...
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◇ 北村薫「鷺と雪」

ベッキーさんシリーズ3作目にして完結編。これで直木賞を貰ったらしい。ようやく。わたしは北村薫が直木賞を取るのは遅すぎたと思う。――余談だが、直木賞って新人に与えられる建前の賞だったんですってね。わたしは数年前に知った。北村薫が直木賞を取った...
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◇ 池上永一「トロイメライ」

やあ、久しぶり、池上永一。池上永一は10年以上前に出会い、その頃まで出ていた本は全部読んだ。いわゆる「ツブした」状態。ツブした後は課題図書リストの最後尾に回し、そして今回2周目としてまた巡り合った。約12年ぶりですか。その最初の作品が「トロ...
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◇ オルハン・パムク「雪」

しまった……。以前「わたしの名は『紅』」を読んだ時、翻訳の巧拙が気になったので、今度は別な翻訳で読もうと思っていたんだった。そんなことをすっかり忘れて、同じ人の訳で読んでしまった。「紅」も読むのに時間かかったが、これもかかったー。10時間か...
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◇ 藤森照信「フジモリ式建築入門」

ちくまプリマー新書だから、基本的には中学生・高校生くらい向けの内容。と、思っているのだが、書き手によってスタンスに違いがあるかもね。書き手によってというより、当初のスタンスとは変わってきているということか。ざーっとした建築の通史ということで...