◆美しいもの。

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◆ 伊東豊雄。

昨日の「新日曜美術館」は伊東豊雄の特集。せんだいメディアテークはわたしとしても愛着のある建物なので、本人にとって転機になった大事な作品という紹介をされたのが嬉しかった。しかし、そーですか、あのスケルトン柱に職人さんの心意気がこもっているわけ...
◆美しいもの。

◆ ばろっく。

こんな本を読んだ。眺めた、と言った方が適当かもしれない。歩いてみつけたイタリア都市のバロック感覚posted with amazlet on 06.11.02陣内 秀信 小学館 売り上げランキング: 98,690Amazon.co.jp で...
◆美しいもの。

◆ 岡 鹿之助。

この間の新日曜美術館で初めて名前を聞いたくらい「知らない画家」なんだけど、その時に映った絵がものすごく可愛かったなあ。思わず「うわー、可愛い!」と叫んでしまったほど。タイトルは忘れたのだが。森の中のお城の絵でした。たしかブリジストン美術館蔵...
◆美しいもの。

◆ 尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱」のこと。(NHK「美の壷」より)

この作品、以前から何となく違和感を持っていた。今回テレビ画面で見て、ようやく何が気になっていたのか言葉になった。……この橋、どうにも武骨過ぎませんかね。そりゃねー。全てを蒔絵でケンランゴーカに飾ったら、ただの箱でしかなかったかもしれない。ア...
◆美しいもの。

◆ せんだいメディアテークについての長い長い話。(その6)

7.と、まあ結局のところ。せんだいメディアテークは気に入っているのだ。あの場所にある建物に求められる役割を過不足なく果たしている、というような気がする。存在がちゃんと活かされた建物。ニュートラルであることが(たとえイメージ上であっても)付加...
◆美しいもの。

◆ せんだいメディアテークについての長い長い話。(その5)

6.図書館部分についてしかし、図書館としてはどうか、という話は個人的に避けて通れない。数年を経た今、「メディアテークは建物として面白い」と実感出来ているので全体としては好きなんだけど。しかし図書館としてだけみるのなら……不満はある。建物とし...
◆美しいもの。

◆ せんだいメディアテークについての長い長い話。(その4)

5.アイキャッチについて(後編)。その踊り場からさらにエスカレーターを進むと、2階に出る。このエスカレーターに乗っている間も目を楽しませる物がある。それは正面に徐々に現れてくる、定禅寺通りの欅の緑。ここで、建物の前面を総ガラスにしたのが活き...
◆美しいもの。

◆ せんだいメディアテークについての長い長い話。(その3)

4.アイキャッチについて(多分前編)数年前から、月に2、3回メディアテークの図書館を利用している。百数十回は利用していることになるが、それでも行くたびに何となく感心している。これはなかなかすごいことだと思う。普通は、飽きる――見慣れて感動が...
◆美しいもの。

◆ せんだいメディアテークについての長い長い話。(その2)

3.建物の中の散歩。面白くないけれども。……でも歩いているうちに、段々面白くなって来る。曲線で構成される建物は、直線で出来ている建物よりも全体像が予想しにくく、そこはかとなく迷路化する。この曲がった壁に沿って歩いていくと、一体何があるのか?...
◆美しいもの。

◆ せんだいメディアテークについての長い長い話。(その1)

正直、この建物についてはあまり明瞭には語れない。なんとなれば、好きだからだ。好きなら好きの理由を語るという方向ももちろんあるはずだが、嫌いは「なぜ嫌いなんだろう?」を一所懸命考えるのに対して、好きの場合、「なぜなんだろう?」と追及するパワー...