◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 平出 隆「伊良子清白 月光抄」「伊良子清白 日光抄」

「葉書でドナルド・エヴァンズに」に引き続いて、詩人・平出隆による評伝もどき。いや、これはもう評伝と言い切るべきなんだろう。「エヴァンズ」と比べて、相当真面目な内容になっている。伊良子清白は鳥取県生まれの詩人。――と言っているわたしも、この本...
◇読んだ本の感想。

◇ 村山早紀「ささやかな魔法の物語」

惜しい……。道具立ては非常に好みなのだが。まさにこういった話が、自分が読みたいものだと言っても過言ではないのだが。(ここまで言えるのは、そりゃもう珍しいことなのだ、わたしには。)文章がもう少し上質であれば……別に文章が下手なわけではないんだ...
◇読んだ本の感想。

◇ カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

カズオ・イシグロ。読む前はヘンリー・ジェイムズやイーヴリン・ウォー的な“ど純文”だと思っていた。といっても、ヘンリー・ジェイムズもイーヴリン・ウォーも読んだことがないので彼らが“ど純文”かどうかもわかりません。なんとなくイギリスで連想の糸が...
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◇ ムラギルディン「ロシア建築案内」

いや実は文章はめんどくさくて読めなかった。なにしろB5弱の大きさがあり、ページ数400超の厚い本。しかもわたしはロシア建築界について何を知っているわけでもないからね。全く知らない人名とか歴史的事件について書かれると、どうしても目が滑る。でも...
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◇ 平出隆「葉書でドナルド・エヴァンズに」

ドナルド・エヴァンズ。1945年、アメリカ、ニュージャージー州モリスタウンに生まれる。画家。架空の国々を想像し、そこで発行される切手のデザインという設定で小さな絵を描き続けた。1977年4月、アムステルダムで火事に遭い、31歳の若さで急逝。...
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◇ 豊由美「そんなに読んで、どうするの?」

読者が本を“食べる”としたら、書評家は盛り付け人。まあ盛り付け人という職業はなかろうし、書評家本人には別な言い分はあるだろうが。本来、読者は本をニオイで選ぶ。しかし昨今本屋へ言っても美味そうなニオイがさっぱりしない。じゃあ頼れるのは何かとい...
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◇ 宇月原晴明「聚楽 太閤の錬金窟(グロッタ)」

幻想文学!自ブログへの誘導はしつこいようだが、以前読んだ「信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」「安徳天皇漂海記」を経て、今回のこれが3冊目。ここまで来ると、トンデモのウタガイはきれいに晴れ、はっきり幻想認定、あまつさえ勢い余って“幻想小...
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◇ 三島由紀夫「金閣寺」

書くほどの内容はないかもしれないが、一応読んだのでちょこちょこっと書いておく。三島2作目。前回が「仮面の告白」だったので、告白文学2連発。三島由紀夫、どんだけ告白好きやねん!と言いたくなったが、それは単に選んだ作品のせいかもしれない。でもわ...
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◇ 小川洋子「カラーひよことコーヒー豆」

小川洋子は「博士の愛した数式」がとても好きで。が、これ1冊しか読んでいない。その後「猫を抱いて象と泳ぐ」を課題図書リストに入れ(4年後……くらいかな、読むのは)、こないだ「博士の本棚」を文庫で買い(8年後(^_^;)くらいかな)、でもそれら...
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◇ 蛇蔵&海野凪子「日本人の知らない日本語 1」(マンガ)

読んで爆笑。3ページ目?くらいの「立って言って下さい」はほんとに爆笑。情景が目に見えるようだ。しかしまあ、本当に日本語(及び日本文化)を勉強するというのは大変でしょうねえ。花札の「あのよろし」が初耳で驚いた!というか、昔からわたしもどういう...