◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 竹下節子「レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説の虚実」

いかにもなタイトルなので、いかにもな内容だと思いきや。いや、たしかに内容はいかにもなのだが、けっこう説得されてしまった。「現行のダ・ヴィンチのイメージって、相当作られたものですよ」こういうことは誰でも言いそうだが、変にもったいぶらず、淡々・...
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◇ チョーサー「カンタベリ物語 上下」

カンタベリーには行ったこともあり、アトラクションの“CANTERBURY TALES”にも入ったことがあるというのに……読んだのは初。うーん。まあ面白い。面白くないことはない。読んで一番感銘を受けた(?)のは、チョーサーの女性観だ。いや、女...
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◇ 米澤穂信「さよなら妖精」

彼は一体なぜこの話を書いたのだろう。日本の高校生たちと、迷いこむように現れたユーゴスラヴィア人の少女の青春小説。以前内容紹介を読んで「ユーゴスラヴィア人と現代日本の高校生にどんな接点が?」と長らく謎だった。実際に読むと、――でもちょっと無理...
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◇ 種村季弘「山師カリオストロの大冒険」

種村季弘の初期作品。種村季弘、名調子ですねー。まるで講談のようだ。こないだから種村季弘をツブしに取りかかったんだけど、少なくともこの2冊は、わたしが彼に持っていたイメージとは若干違った。こんなに饒舌な人だったっけ?と思った。嫌いじゃないけど...
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◇ 宮本昌孝「夏雲あがれ」

2段組470ページの単行本なので、2日くらいかけてのんびり読もうと思っていたが、結局一気読みをしてしまったのだからページターナーと言えるかもしれない。久々。まあ疲れましたが。いかにさくさく系とはいえ。宮本昌孝なる人は3冊目。1冊目の「青嵐の...
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◇ いしいしんじ「みずうみ」

ファンタジー系純文学。第一章は読みにくかった。基本的には設定を語り続ける話なので――ただ、大変滑らかに上手く語られるので、どこぞの誰かとは違って、設定に淫しているとまでは思わない。というよりむしろ、設定語りであることには今気がついた。さくさ...
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◇ 恩田陸「木曜組曲」

恩田陸は現在ツブしている最中。基本的に出版順。現在10冊ちょっと読んだ段階で、「夜のピクニック」以外では、これが一番かな。(「夜のピクニック」はノスタルジーで読ませる話なので、同列で比較は出来ない)奇妙さもここまで組み合わされば見事。話の入...
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◇ ピーター・メイル「南仏プロヴァンスの12か月」

言わずと知れた……と言っても発行は1993年だから、もうふた昔前ですなあ。これが相当に流行ったことを知らない人も多いだろう。流行ってたんです。しばらくの間本屋で平積みになっていた。この本の人気に追従して、プロヴァンス関係の本も当時ずいぶん出...
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◇ 米澤穂信「小鳩くんと小佐内さんシリーズ」

シリーズ3巻。春、夏、秋ときてるんだから、当然冬もあるはずなのか?それとも、話としてはひとまず収束しているので全3巻で完結なのか?春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)posted with amazlet at 12.03.11米澤 ...
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◇ 芝木好子「群青の湖」

作家の永井するみ(と言っても本人の作品は読んだことがない)が、作家の読書道で薦めていたので読んでみた。……うーん。きれいな話であるのは間違いない。読んでいるうちはわりと引き込まれて読み、いいところも多々あったと思う。でも読み終わって振り返っ...