◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ ラファイエット夫人「クレーヴの奥方」

「クレーヴの奥方」、そもそも読もうと思ってリストアップはしていた。そして先日源氏物語の関連書籍で、「クレーヴの奥方」の推薦文(?)を見た気がする。そのこともほぼ忘れていたんだけど、読んでいるうちにどことなく源氏物語を連想する口吻が感じられた...
◇読んだ本の感想。

◇ 恩田陸「黒と茶の幻想」

誰かに教えて欲しいのだが……これ、どうして「黒と茶の幻想」ってタイトル?黒と茶って何かフィーチャーされてましたっけ?恩田陸の小説は、決して好きだとは言えない。わたしが求める心穏やかな、痛みの全くない小説とは、――真逆ともいえないところがまた...
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◇ スティーヴ・スクワイヤーズ「ローバー、火星を駆ける 僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢」

ああっ!しまった!オポチュニティって「機会」って意味だったか!すっかり「楽天家」という意味だと考えてしまっていた!楽天家だとオプティミストですね。……まあ別に誰に話したこともないし、この誤解が実害を生んでいる可能性はないけれども。でもわたし...
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◇ ヘンリー・ジェイムズ「鳩の翼」

アメリカ文学最短コース遍歴中。なんか不思議な書き方をする小説ですね。わたしは総体から細部へ、という説明じゃないと頭に入らないので、まず基本設定をはっきり書いてほしいのだが、この作品は状況を説明する前に、人物たちの心情を細かく書いていってしま...
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◇クーパー「ラスト・オブ・モヒカン」

アメリカ文学最短コース遍歴中。読み始めは、何も説明しないまま話が始まってしまうので、「うわ、粗雑」と思っていた。ホークアイって何者やねん。白人とインディアンの関係も説明なし。こういう勇み足的な小説を……と思っていたが、中盤以降、このドキュメ...
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◇ 辻邦生「樹の声 海の声 上中下

歴史物でもないのに上中下ってのはやだなー、と思いながら読み始めたら、若干歴史物でした。若干というのは、――時代は明治。歴史上の人物が綺羅星のごとく出てくるけど、主人公は一応架空。しかしモデルにした人物はいるらしい。しかもけっこうなモデル率の...
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◇ スターン「トリストラム・シャンディ氏の生活と意見」(途中まで)

200ページそこそこしか読んでないので、感想も短く。まあ、別にこれ、面白くないっすよ。読む前からそれは察しがついていたことだ。前衛前衛と言われた小説が面白いわけが……っていうかね。話に聞いてたほど荒唐無稽ではなかったんだよなあ。もっとハチャ...
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◇ ホイジンガ「中世の秋 上下」

同じ著者の「ホモ・ルーデンス」と並んで、よく聞く書名。いつかは読んでみようと思っていたので今回読んでみた。オランダの歴史学者の、中世についての一般概説書。ということでよろしいか?みっちり書かれた、しかしそういう内容のわりには詩情漂う読みやす...
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◇ 有川浩「県庁おもてなし課」

面白かった。例によって、な面白さ。しかし序盤の話は、……いくらなんでもあり得ないだろうと思ったんですけど。いわゆる“お役所仕事”という言い方はよく聞くが、まさかここまでアホじゃないだろう。ここまでアホな人たちに税金が非能率的に使われているの...
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◇ クロフツ「樽」

たしかに前にも読んだ。だが読んだとしても遥かなる昔だし、結局のところほとんど何もおぼえてなかったので今回も楽しめました。推理小説の古典的名作。何タイプ、というと話の流れが見えてしまうので控えるが、捜査状況をつぶさに描写するタイプの小説。振り...