◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 鹿島 茂「ワル姫さまの系譜学」

なんか相当にまどろっこしい書き方をしていると思ったら、女性誌の連載ですか。ここまで柔らかいのも書くんだね。でも面白かったです。今まで名前だけはちょこちょこ出て来てた女性たちを、一人頭15ページくらいにせよ、ある程度まとまったかたちで読めたの...
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◇ 梨木香歩「海うそ」

とっても民俗学的な小説。なんというか、小説にするより、実際に民俗学のレポートとして出版した方がはかがいくんじゃないかというような内容の話。何しろ主人公がフィールドワークにやってきた(後年の)民俗学者。その時はまだ若く、学生?研究者?戦前のこ...
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◇ エドワード・ラザファード「ロンドン 上下」

もう10日くらい前に読み終わっている本で、内容は大筋しか覚えてないのだが、面白い本でした。作りが面白い。とにかく作りの面白さ。ロンドンという場所を、ローマ時代から始めて、時代時代の切り口で切り取った短編集。フィクション。あれ、ローマじゃなか...
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◇ 吉屋信子「徳川の夫人たち 上下」

田辺聖子さんが「ゆめはるか吉屋信子」で、この作品のあらすじを相当細かく書いていた。なので再読しているような気がなきにしもあらず。面白かったですが。少女の頃から得度を希望して尼寺暮らしをしていた貴族の娘が、ようやく比丘尼になって次代の院主に選...
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◇ ジョン・マクレガー「奇跡も語る人がいなければ」

最近海外作品を読んでは、誰が誰だかわからない!と文句を言う、ということが続いたが、これは……いや、これも正直よくわからなかったのでした。でもわからなかったわりには楽しく読めた。いや、わからなかったわけではないか。30人も出て来る人々が記憶に...
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◇ 桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」

初桜庭一樹。実はなんかね、イメージが良くない作家だったのだ。何でかってのは覚えてない。まあそもそもわたしはラノベには偏見がある。それかな、一番は。あ、違う。わたしは男女を裏切るペンネームが基本嫌いなのだった。で、先に結論を言えば、本作はけっ...
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◇ 鹿島 茂「蕩尽王、パリをゆく――薩摩治郎八伝」

タイトルからすごく面白そうな話だと思ったのだが、……この人の本は、期待して読むとそうでもない、ということが多い。小説家じゃないんだから、そんなに本人側からの書き方を求めてはいけないんだろうけど、年譜づくりにだいぶ偏ってしまったかなと思う。こ...
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◇ 三島由紀夫「天人五衰」(豊穣の海 第4巻)

豊穣の海、完結。……1巻2巻は好きとはいえないにしろ良かったと思うんだけど、3巻4巻は面白くなかったなあ。4巻は、3巻の後半ほどの迷走は感じなかったが、うーん。冒頭、話が始まる前に延々と風景の描写?が続くのはかったるかった。ちょっともう本を...
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◇ 仁木英之「千里伝1~4」

少年武闘ファンタジー於:異世界古代中国。ひらったくいえば、「ドラゴンボール」系列。「ドラゴンボール」ほど簡潔な話じゃないけれども。そしてあれほど長くはないけれども。一応千里は歴史上にいる人らしいよ。わたしはそういった名前の人を知らないし、知...
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◇ アレクサンドラ・リプリー「スカーレット」

書店に並んでいた頃は、「風とともに去りぬ」の続編ってのにちょっと気は惹かれたものの、書いたのが別人ではねえ。しかもこんな厚い本。ということで、今まで読んだことはなかった。今回は知り合いが貸してくれるというので読んだ。なかなか面白かったです。...