◇読んだ本の感想。

◇読んだ本の感想。

◇ 恩田陸「タマゴマジック」

長らく知りたいと思っていたことだが、恩田陸ははたして仙台出身という意識があるのだろうか。この本で疑問は解決しました。恩田陸が仙台に住んだのは中学1、2年の頃だけらしい。なのでご両親がいるとはいえ、「帰る」ではなく「行く」という感覚だそうな。...
◇読んだ本の感想。

◇ ジョセフィン・テイ「時の娘」

歴史ミステリの傑作と評される本作。面白かった。イギリス史の話なので正直細部はよくわからない。わたしがイギリス史のなかで個別認識出来るのはエリザベス1世とヘンリー8世、ブラッディ・メアリー、(しかしメアリという名前の女王や后が複数いるので若干...
◇読んだ本の感想。

◇ 小松左京「日本沈没」(上下)

長年読んでこなかった「日本沈没」、多分3年くらい前にリストアップして今回読む順番が回ってきました。3年前ならつい最近といえる。大した作品。だとは思ったが面白かったかといわれれば半分くらい、好きかといわれれば特に好きではない。優れていると思わ...
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◇ 百田尚樹「永遠の0」

わたしは戦争物はキライだ。じゃあなんで読んだのかというと、WEBサイト「本の雑誌」に書店員のおすすめ本のコーナーがあって、そこで熱くおすすめされていたから。いわく、・主人公がものすごくかっこいい・戦争を知らない世代は必ず読まなくてはならない...
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◇ 池澤夏樹個人編集「世界文学全集1-06 暗夜/戦争の悲しみ」

「暗夜」他残雪というペンネームを持つ中国の作家。全体が170ページで短編が7つ載っている。そのうち「暗夜」が50ページで中編か。えー、面白くないことはなかった。だが別に好きではない。文学作品はこれだから……と思いながら読んだ。どんな傾向の話...
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◇ 山本昌代「緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道」

ここ数か月でこの人の作品を3つばかり読んだんだけど……なんかものすごい肩すかしだった。不思議だ。首をかしげるほど。「応為担担録」なんか、応為の話を書いたらもっと面白くなるもんだと思うけど……「居酒屋ゆうれい」は映画にもなったし、もう少し歯ご...
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◇ 円地文子「やさしき夜の物語」

もしかしたら初円地文子かもしれない……いやー、がっつりした王朝小説。ゼロからこれを作れたのならすごい!と思って読み終わったら、元ネタありだったのでそういう意味では若干の肩透かし。いや、しかしとても面白い王朝物でした。好き。「夜半の寝覚め」が...
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◇ 池澤夏樹「光の指で触れよ」

久々に読んだ池澤の長編。話の骨格的には仲良し家族が夫の不倫が原因で離散し、数々の模索の上、元鞘。という話なのだが……池澤が書くのはそういう話ではありませんな。いや、そういう話なのかもしれないが。夫は風車を作る大企業に勤める技術者。チベットだ...
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◇ 恩田陸「消滅」

相変わらずの恩田陸。この人、話の途中まで、というかほとんど終盤まではすごく面白いんだよなー。今回も523ページ中480ページくらいまでは大変面白い。ただ最後に締まりがないんですよね……でもわたしは恩田陸はこういうものだともう思いきりました!...
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◇ 藤森照信「建築史的モンダイ」

これ面白かったですねえ。おすすめですよ。天衣無縫で闊達な筆を持つ藤森さんですが、これは特にそうだった。何が面白いって思考がそのまま写し取られているところ。ひらったくいえば思い付きをそのまま書いているところ。建築史家として知識の蓄積は常人の及...