◇読んだ本の感想。

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◇ 平山優「武田三代」

違うんだ、平山優!「真田丸」での真田昌幸を含んだ国衆と信玄の関係性、それと平岳大の武田勝頼の演技が心に残ったので、おそらくその頃に武田氏関連本をさらっと漁ろうと課題図書にリストアップした。……え?真田丸、もう7年も前ですか?早いなあ。リスト...
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◇ 吉田修一「横道世之介」

吉田修一には良さそうなニオイを感じつつ、どうも後味が悪い話というか、ビターな、ハードボイルドな話を書く人なんじゃないかと疑って、読むにあたっては腰が引けていた。いつガツンと来てもおかしくない。そうしたら、世之介のほのぼのとした日常がずっと展...
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◇ ヤコブス・デ・ウォラギネ「黄金伝説 1」

キリスト教についての本は折にふれて多少は読んできていたが、まあ若い頃は、かな。久々だ。中世の、合理的な思考をする以前の時代の宗教書は面白いんだよね。どうしてそういう考え方になる?とも思うし、妙に可愛いときもあるし、古代日本の古拙な世界に通じ...
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◇ 藤森照信×山口晃「探検!東京国立博物館」

こないだ読んだ、同じカップリング(?)の「日本建築集中講義」は面白かった。二匹目のどじょうを狙ったのか、これも同じ趣向。手に取るまでは共著だと思わなかったから、不意をつかれて嬉しかったけど。が、前作よりはだいぶ面白さが劣るなー。前作は1ヶ月...
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◇ 辻由美「炎の女 シャトレ侯爵夫人」

辻由美は翻訳家、ノンフィクション作家。1年ほど前に出会って面白かったので、著作はほぼ全部ツブしている。最初に読んだのが「翻訳史のプロムナード」、これで名前を知ってから、シャトレ侯爵夫人のことは気になっていた。ニュートンの学説をラテン語からフ...
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◇ 門前典之「屍の命題(シノメイダイ)」

誰だったか批評家の(本屋の店員さんだったかもしれない)オススメだったので読んでみた。バカミスだとも言われていたので覚悟していたのだが……なんだ。全然バカミスじゃないじゃないですか。ちゃんとした話。むしろ本格なんてこんなものでしょう。がっちり...
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◇ 金沢百枝・小澤実「イタリア古寺巡礼 シチリア→ナポリ」(とんぼの本)

とんぼの本を初めとする図説シリーズは好き。写真がきれいだし、切り取り方が好きなのよね。歴史、美術、旅がメインで。金とスペースが十分にあれば、シリーズ全部の中から好きなもの選んで大人買いしたい。多分軽く数十冊になるだろう。とはいえ、読み物とし...
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◇ 宮本百合子「伸子」(集英社日本文学全集35巻)

亡くなった叔父の蔵書であった日本文学全集を引き継ぎ、何十年もかけてちまちま読んでいる。全88巻。現在35巻目で、死ぬまで読み終わらないんじゃないかという観測が出て来つつ、35巻目にして初めて、「これは面白い!」と思った作家に巡り合った。(そ...
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◇ 梓沢要「百枚の定家 上下」

文庫版は上下巻。合計1000ページ。……あのなあ。こんなん、――書きすぎやねん。素直にいって書きすぎですよ。書きたい人なんだろうなあ。まあ書きすぎの部分もそこまでひどくはないが……しかしこの内容で4割減らして完成させてれば、話はすっきりする...
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◇ ウォルター・アイザックソン「レオナルド・ダ・ヴィンチ 上下」

まあけっこうなみっちりした評伝。単行本上下の各300ページ強。……頭では、300程度では「分厚っ!」と思わない気がするけど、実際のところは分厚さにひるんだ。この上下巻を、風邪を引いて寝ている5日間で(この本だけなら正味10時間くらいで)読め...