uraraka-umeko

◇読んだ本の感想。

◇ R.C.ウィルスン「時間封鎖 上下」

この話はなかなか面白かったんだ け ど 。でもSFってやっぱりわたしには向かないな、と思った。この期に及んで。大人の読書を星新一、新井元子、平井和正(と田辺聖子と永井路子の歴史もの)から始めたわたしとしては、SFが苦手だと告白することは正直...
ドラマ。

< 謎解きはディナーの後で >

これは原作をずーっと昔に読んで、その後に出た実写ドラマを見て、そして今回アニメで見た。ついでに同時期に実写ドラマ版がテレビで再放送されてたので、それも見直した。……見直した、というか見直してる途中。平行して見ているとネタバレをくらいますね。...
◇読んだ本の感想。

◇ 塩野七生「ローマ人の物語Ⅱ ハンニバル戦記」

カルタゴ関連の話は、どっち側から見るかによって、いつも気持ちが変わる。世界帝国になりつつあった軍事大国ローマが、カルタゴを滅ぼして街に塩をまいた、なんてエピソードにはカルタゴへの憐憫の情が増すし、ハンニバルが強くて強くて強かった頃には、ロー...
ドラマ。

< 対岸の家事 >

今期唯一見てたドラマ。他は途絶した。テーマは大して興味なかったが、多部未華子好きなので。まあまあ好きだった橋本環奈、永野芽郁と次々にスキャンダルで倒れていく中、多部未華子にはスキャンダルを起こさずにガンバって欲しいものです。江口のりこがこう...
◇読んだ本の感想。

◇ 夏目漱石全集7「行人 満韓ところどころ 思い出す事など」ちくま文庫

「行人」はタイトルからして意味がわからん。「行者」のイメージに引きずられるのか、仏教系の言葉かと思ったら、……いや、「ぎょうにん」と読めば「行者」のことになんですね。「こうじん」と読めば、道を行く人。通行人。旅をする人という意味。作品として...
テレビで見た映画。

< ゴジラ ー1.0 >

こないだ(?)見た「シン・ゴジラ」は面白くなく、昭和29年制作の「ゴジラ」には感心し、そして本作。――まあまあ面白かったですかね。後半はね。冒頭から序盤にかけては、うーん……と思いながら見ていた。モノクロかあ……。現代において白黒で作る意味...
◇読んだ本の感想。

◇ 谷崎潤一郎「陰翳礼賛・文章読本」

ずっと昔、「陰翳礼賛」は読んだことがある気がする。が、内容はまったく覚えていない。今回の感想は、「でもわたしはどこでも本が読める程度の明るい照明が好きだ」ということ。おうちに間接照明が欲しいと思う人の気がしれない(失礼)もんね。なので、陰を...
テレビで見た映画。

< スタンド・バイ・ミー >

名作と名高い本作。いまさらの初見。そして……ほぼ面白くなかったんですよ。むしろツライ。何がいけないかというと、……道具立ての殺伐さですねー。粋がって煙草を吸う子供たち。虐待を受けている子供たち。不良の若者たち。車を盗むとか、ポストを無目的に...
ドラマ。

< 浮世の画家 >

何ヶ月か前に録画していたドラマ。……もっと前に見れば良かったなあ。スキャンダルの前なら普通に見られただろうけど、イロイロあると作品を見るのに脳内にノイズが入って邪魔なんですよね。まあそれはそれとして。そもそもカズオ・イシグロの原作小説がふわ...
◇読んだ本の感想。

◇ イザベル・アジェンデ「エバ・ルーナのお話」

まず一言文句を言っておきたい。まさか「エバ・ルーナ」と「エバ・ルーナのお話」が違う作品だとは思わないじゃないですか!なので「エバ・ルーナ」を読む前に「お話」の方を読んでしまった!……まあ特に支障というほどのことはないようですが。でも順番に読...