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フィギュアスケート GPカナダ大会 2011 男子シングル。

別にいいんだけど、男女ショートを全員分見るとなると3時間で20人なのだ……
なので、もう誰がどれやら記憶に残りません。特筆すべきものだけ。

男子ショート。

特筆すべき……なのかどうかわからないけど、ハビエル・フェルナンデスって
そんなに良かったかなー。前半グループでダントツだったが、点数が出た時、
「え、こんなに?」と思った。良かったけど、全体でショート1位っていうほどなのか?
まあ、ブライアン・オーサーコーチが点を取りやすいプログラムを作ったってことも
あるんだろうなー。多分、彼は大変そういうところが巧い人なんだ。

高橋大輔は良かった。
今回のプログラムはいつものラテン系と違って、曲も振付も大変ストイックな感じ。
正直、暑苦しい(いい意味で……)高橋大輔はここ数年で十分見たので、今回のプログラムには
好感が持てた。……ま、フリーは得意のラテン系で攻めるんだろうけど。
彼は27、8歳の気がしていたけど、まだ25歳だったんですね。
もっと遠くまで行ける。

デニス・テンは相変わらずの武骨な滑り。彼にはこの路線でずっといって欲しい。
ジャンプが男らしいよね。

男子フリー。

デニス・テン。ショートに同じ。今後もがんばれ。
わたしは無良君に、彼と同じくらいまでいって欲しいんだよね。

フリーではショートとは逆に、パトリック・チャンのミスの印象が強くて、
チャンが一位なのが納得出来なかった。ハビエル・フェルナンデスの4回転の方が良かったけどなあ。
でもメダルを取るくらいの人は、高橋大輔も含めて、あんなにミスしてちゃダメだー。

リンクの大きさというのもそんなに影響するんだねえ。
たしかにNHK杯を実際に見に行った時には、選手は、審査員に対してより、観客に対してより、
自分自身に対してより、リンクを相手に戦っているようには見えたもの。
田村岳斗が「氷が硬い可能性もありますね」と言っていた。
硬度とか測っているのかね?かなり重要な要素だと思うんだけど。

高橋大輔は意外なことに、フリーもかなりストイック。
音楽に振付でワーッと盛り上げるいつものタイプではなく、
音楽もわりと静かで、多分最初から最後まで同じ曲だった。
チャレンジだと思う。それでも見せるわけだが、しかし……
あのプログラムで感動させるのは相当に高度だろうと思う。
うん。音楽でノセるというのもテクニックではあるからね。本人の盛り上がりもあるし。
いつもと違う自分を見せたいというのは伝わった。

4回転は、力み過ぎないように注意してむしろ流れてしまったかなという印象があった。
次は金を取らないとファイナル安全圏とは言えないよねー。

田村岳斗の解説はまだまだ修行が必要だなあ。
意味なく逆接を使うのは止せ。結論まで話を続けろ。質問にはまず答えろ。
もっと意見を主張してもいいだろー。

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