野球周辺の話題に言及すると、明るくなりようがないので……(T_T)。
アストロ球団を知らないので話題に出来ないし。光通信について語るべきこともない。
千葉真一、野際陽子について語るべきこともないからなあ……
何を書いたら(自分が)楽しいかと考えて、今回は図書館。
しかし内容は、いつも行ってる図書館の愚痴です。
いや、実はこの連休、妹尾河童という舞台美術家(と表向きは名乗りつつ、本業は
「何でも見たがり・知りたがり屋」注・命名uraraka-umeko)のエッセイを読んでいましてねえ。
彼が言っているわけです。「建築家は敵だ!」と。
何のことかというと、劇場建築ですね。彼は舞台美術家なので、劇場を箱として色々やるわけですが、
その際あまりにもヒドい劇場が多すぎる!実際に使う人のことをさっぱり考えてない!
……ということなんです。
それを読んでわたしは思った。「そう!そうなのだ!」わたしの場合は、県立図書館です。
この図書館を建てた奴は、図書館を利用したことがないに違いない!!
古田捕手は図書館、多分ほとんど利用したことないでしょうねえ。
わたしは物理的理由と経済的理由において、買うより借りる派ですが、
2週間に一度、きちんと図書館に詣でる氏子からすると、許せない建築なんですよー。
そもそも市中心部からあまりにも遠い!地下鉄・バスで一時間かかります。おそらく。
ちなみに地下鉄からバスへ乗り換える場合、バスは一時間に、平日は2,3本。休日は1本。
……いいんですよ、わたしは車ですから。中心部で駐車料金が高かったり、
駐車場探すのに苦労する、というのよりなんぼか快適です。
でも、図書館の機能として間違ってませんか?
小学生から高校生に利用して欲しいんじゃないの、図書館って?それなのに往復二時間、
運賃千円以上(大人の場合)、貸し出し5冊までの本を抱えて移動しろと?
お年寄りもそうですよね。車がなかったら来ませんよ。よほど足腰に自信がある人しか。
……しかしまあ、立地については行政がアホだったせいです。以前は一応中心部にあったのですが、
手狭になったらしく移転させました。それが市の端の端だったので、聞いた時から呆れていた。
問題は建築です。
見てくれは未来的です。かっこいい。……見てくれだけで決めたでしょ、県庁のお役人さん?
視覚的な部分には建築家が非常に気を使っていることがわかります。
大空間を多用していること。南側に雑木林を残し、大きなガラス壁面から見る森の感じは
非常に良い。同じく付属の軽食レストランからの眺めもなかなかです。
二階の一部に、缶ジュースを横倒しにしたような円筒型の空間を吊り、内部を児童書コーナーに
しています。吹き抜けの玄関ホールから見ると、しゃれた感じです。
でもその円筒型の部屋に行くまでの階段。あれ、何ですか。
階段そのものが真っ直ぐで相当長いんです。で、石造り。建った当初は、そこに非常に細い金属で
手すりがついていました。すかすかです。……幼児を連れて、そんなところを上り下りさせるんですか?
大人がちゃんと手を引いていても怖いくらいのところですよ。もし親がうっかり目を離して、
幼児がその階段で遊んでいたら……想像するだけで恐ろしいです。
(のちにスカスカな手すりには板状のものが貼られました)
たしかにエスカレーターとエレベーターを使っても行けます。多分そうする人の方が多いでしょう。
でも、子供が使う場所なら、子供が使いやすいよう、子供を連れた大人が使いやすいよう、
まず考えるのが建築家の仕事ではないのですか。「アホか」と思いました。
しかしまあ、この部分はこっちには実害が及ばない部分。
わたしは視聴覚資料を借りたことはないので、そちらのコーナーの使い勝手はよくわかりません。
ちょっと暗くて、閉塞感がある気がするが……でも画面を見るときは穴倉のようなところの方が、
落ち着けるかもしれない。ここは不問に付す。しかし目には悪くないのだろうか。
こっちに影響があるのは3階のいわゆる「図書館」部分です!
この建物、内装イメージが金属系なんですよ。で、天井が不必要に高い。二階分くらいあります。
……そうすると音が響きますよー。かーなーりいい感じに。
子供がぐずっているのとか、離れていてもまる聞こえです。……おい。図書館だろう。
まず考えるのは防音じゃないのか?
……その1終了。
(実はここからが本題なのですが、書き終わったらあまりにも長くなったので、分割します……)
<古田敦也公式ブログ>(全然古田ブログと関連してないけど)
http://blog.so-net.ne.jp/atsuya-furuta/2005-07-14
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