【相当笑えた。】
かなり笑える映画でした。やっぱりウィル・スミス好きだわー。
(とか言って、MIBとMIB2しか見たことないんだけどね)
ラブコメ好きなら大抵の人が気に入る作りじゃないかな。
もうすこーしソフトなテイストでも良かったけれど……ストーリーもまあまあ。
あそこを除いては。……会計士のケヴィンがウィル・スミスを責めるところ、
妙に安易だと思った。「君は本当の恋を知らない」って台詞はあまりにもお決まり。
印象に残っているのはエヴァ・メンデスのワイルドさ。
この役は、わたし好みの女じゃないけど、この映画には合っている。
彼女、「レジェンド・オブ・メキシコ」に出た人ですかーっ!
あの映画では相当美人だった印象があるが、今回のこのワイルドさはすごいなあ。
オシリと胸にやたらと迫力があって、マジマジと見てしまった。
彼女の日々のファッションのイメージに幅があるのにリアリティがある。
ウィル・スミスが使う技は、バーの会話術は、まあいいとしても、
トランシーバーまで出てきたら退くだろ……。突然水上バイクはもっと退く。
「現実なら駆け引きなしの方がいい」とエヴァ・メンデスも言ってたし。
もちろん映画的に面白かったからいいんですけれどね。
しかし、過失とはいえ、ほぼ初対面の男に頭を蹴られて水中にダイブするはめになったら、
その後の発展は難しいかもしれないなあ。
相手に悪気がないのは充分にわかっていても、……恥ずかしくない?なんとなく。
でもワイルドなエヴァ・メンデスはそこを乗り越えてしまうんだ。うんうん。
……ただ、「面白いラブコメ」以上でも以下でもない作品なので、残らないですね。
いやいや、これはいいのだ、これで。だってずいぶん笑えたんだから。
王道なんだけど、微妙にずらしているところも良かったかな。
エヴァ・メンデスのワイルドさしかり、曽祖父が犯罪者であることもしかり、
会計士のケヴィン・ジェームズが妙にすんなり上手くいっちゃうところとか。
「俺はミケランジェロ、君はシスティーナ礼拝堂だ」という例えに吹きだした。
ずいぶん大きく出たねー。なぜよりにもよってシスティーナ礼拝堂なのか。
ラス前の告白シーンはちょっとありきたりでテンション下がりましたけれどね。
しかしあの男性がそういう関係の人だというオチは読めなかったので、けっこう笑えた。
伏線を上手く持って来たかなあ、という感じ。
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