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世界フィギュア・男子シングル。

いやー、高橋選手、プレッシャーに強くなったよなあ。
以前の彼自身と比べてはもちろんだし、他の選手と比べてもね。世界を戦うのにこの強さは大きな財産だ。
頂点を目指す人には必ずなければならない強さだからね。今後も期待が出来る。
今回の演技は、正直スタンディングオベーションをするまでの感動はなかったが
(テレビ観戦でしたけれどね)、ストレートラインシークエンスは例によって良かった。
選曲と振り付けが非常にいいよね、高橋選手のプログラムは。本人のイメージにも合っているし。
曲と振り付けが分離しているプログラムも多い中、かなり得をしていると思う。

織田選手、7位は全然満足出来る順位ではなく、本人も口惜しいだろうけど、
でもSPの時、最後まで笑みを浮かべて演技をしたのは偉かった。
それが出来るか出来ないかで、今後変わって来ると思う。
SPで諦めなかったからこその総合7位だし、次に繋がるよ。次大会の男子3人枠を確保したしね。

今回プログラムを変えたことは、結果として吉とまでは出なかったように思う。
フリーの滑りが硬く見えた。でも、攻めの姿勢は悪くないとも言える。
なんせまだ若いし。チャレンジという意味も含めれば、プログラムの変更も経験としてありか。

あとはランビエールの最後の超高速スピンが良かった。おおお、と思わず声が出る。
最後は人間じゃなくなってましたね(^_^;)。人間の速度を超えてるわ。

わたしはウィアーがヒイキなので、フリーで順位ががくっと落ちたのは納得出来ないのだが……
技術的に、そんなにひどかったのでしょうか。見ている分には、そこまでは感じなかったけれどなあ。
SPがなかなかだっただけに、残念ではある。でもおかげで織田が7位に上がれたわけで、
……複雑。でも今年は楽しそうに滑っている姿が見られなかったのが痛ましい。
彼の場合、頂点に立つのは難しいだろうスタイルだが、その美しい滑りを愛する人は大勢いるので、
メダルだけを気にして自分の持ち味を殺すような方向へは行かないで欲しい。

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毎度言っているけど、本田武史!
わたしは解説者として君が成長してくれるのを待っているぞ。

さて。次は女子シングル。

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