タイトル的に多分見続けはしないだろうと思っていたのだが、見てみたらこれがけっこう。
意外にも面白く、見続けてしまった。
しかしそれも6話まででしたが。
6話までかなり面白かったのに、7話、8話がなぜあんなに崩れてしまったのか?
6話の「あなた……誰……?」のシーンがピーク。ここまでは面白かった。
7話が林遣都の絶望から始まって、共犯者の存在を明確に示す。
でもこの辺り以降が全く描けてないと思うんだよなー。
そもそも共犯者が、昔アマミヤに自殺へ追い込まれた女性の兄で、
2人でアマミヤへの復讐をする……というのが急展開過ぎる。
それも整形という超A級というか、非現実的な方法を取るわけでしょう。
同じ会社に社長と社員という立場で勤めていて、他に同僚なり部下なりがいるなら、
毎日顔を合わせていて変だと思わないのは無理がある。
人間の、顏に対しての認識能力は相当なもんなんだから。
特にアマミヤが超クズで、雨宮くんがあんなにソフトな人なら余計。
まだね。20年ぶりに会う同級生くらいの関係性ならごまかせるとは思うんだよ。
日常的に顔を合わせている関係性では絶対無理。
しかし自分で会社を作ってなぜアマミヤを社長に据えるのか。
わざわざ自分に寄生させる状況を作っているとしか思えん。
7話で種明かし、8話でその後の人間ドラマをそれなりに描こうとするから
話が忙しくてしょうがない。特に種明かし編が。
こういうことがあって、こういう人がいて、こういう行動をして……
たしかによく考えたと思うよ。いろいろと無理があれども、
大筋としてはアリ寄りだと思う。
しかしあんなに早口で説明されてもねえ。説明はあくまで説明で、
納得じゃないんだよね。
ユウミも雨宮君の殺害をそんなに短時間でよく決心出来たな。
雨宮君もよくグラスをすり替えたり出来たな。
あんなオープンな空間で。誰が見てるかわからないところで。
まあストーリーは6話までが面白かった。
7話、8話はがっかり。それまで良かったのになー。
役者たちはほとんど好きだった。
波瑠はけっこう好きなのかもしれない。
最初に「おそろし」で見た時は、主役にしては演技が下手だと思ったが、
「もみ消して冬」と「サバイバル・ウェディング」は面白く見たし。
今回のこの役も楽しく見た。まあ後輩のりえちゃんに対してはもっと強く出ろよ!と
イライラしたが。
溝端淳平が一皮むけたなあ。
今期の「ゴシップ」でむけたと思ってちょっと感動して、その後にこれを見たから
若干役が被って少しがっかりした部分もあるのだが。
しかしようやく一本立ちしましたね。弟キャラ、カワイイ担当じゃなくて。
好きな役者になりそうですよ。
本仮屋ユイカはしっかり見たのは今回が初めてかなー。
ちょこちょこ何かでは見てたけど。「新・美の巨人たち」ではよく出ますね。
役に合ってた。けっこう好きだった。また見たいですな。
黒川智花はかなり前に何かで見て、うっすら好印象だった記憶が……
「ラストコップ」かなあ。他に見てないんだよなあ。
かわいい奥様、という役どころに合ってたね。
唯一、林遣都がなあ。
これまでちゃんと見たことはないかもしれない。
しかし演技力に不満があるイメージ。
今回のこれも、最初から「演じてる」感が漂うので、4話の時点で中野幸である
ことはほぼ確定だと思っていた。
そして、そもそも別人なんだから別人格ではあるが、
クズであるアマミヤと優しい雨宮くんとのギャップがすごすぎて。
似せなきゃいけないんだよね?入れ替わった以上。
あそこまで別人でいいのかな。
まさかアマミヤを生かしておいたとは思わなかったね!(呆)。
何ヶ月?食事は?トイレは?無理があるなあ。
髭面で全てを解決出来るとは思わないで欲しい。
あ!徳重聡を久々に見たが、怪演俳優になってて驚いた。けっこう面白い。
イケオジで狂気。
いいんじゃないですか、この路線。佐野史郎みたいなルートを辿ったりするかな。
最後に文句を付け加えれば、主人公の役名の漢字が許せない。
わたしはDQNネームが大キライで、読めない名前は読みたくない。
普通に美緒でいいじゃないか。望は「み」とは読みませんから、絶対に。
役名にDQNネームを使うのはやめて欲しい。
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