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フィギュアスケート カナダ大会 2021 男子。

ショート。

山本草太。――この人、海外GP初かあ。怪我さえなければもう6、7年前から
GPシリーズにガンガン出て、トップグループにいた人かもしれないのに。
男らしくなった。ジャンプも力強くなった。
わたしは「イエスタディ」似合わないと思ったけど、
幅を広げるという意味では良かったかもね。
樋口コーチについたんだね。山田御大はついに引退したのか?

田中刑事。このプログラムでは重厚さが少し減って、その代わりに躍動感が
出た感じ。生き生きと滑ってるので、こんなことなら前からアニソンで
滑っておけば良かったんじゃないかと思ったよ。
スピンもきれいになった。体も動いている。

ブラウンはよりアーティスティックになった気がするなあ。
総じて味わいが少なめなアメリカ男子に細く流れる、ジョニー・ウィアー、
ジェレミー・アボット、と続くアーティスト系の系譜。
キレも良くなったし、洗練されている。独自のものを持っている。

ネイサン。最初の頃を思い出すと、この人も各段に動きがきれいになったよなあ。
前回は珍しく崩れたらしいので、崩れたところを見たかったかもなーと
ちょっと思った。

フリー。

山本草太。振付的にはもう少し細かいところが欲しい。
4回転どっちか入っていれば今回は合格点だっただろうがなー。
後半のジャンプはきれいだった。わたしが思う男子の華、イーグルも。
(女子の華はレイバックスピン)

田中刑事はいつまで経ってもジャンプが揃わなくてねえ……。無良くんと同じだな。ステップも成長しているし、踊れるようにもなってきたけれど。

ブラウン。硬かったな。やっぱり4回転は無理があるのか。
4回転を跳ぼうと思ってぎこちなくなるより、4回転のない伸び伸びした
ショートの方が、見ていてずっと満足感があるのだが。
観客の満足感だけを追求出来ないのがスポーツである所以。
しかし後半は染みたなー。

ネイサン。冒頭の振付が素敵。
いつもより繊細に感じたが、もっとがんがん滑った方がネイサンらしいと思う。
モーツァルトは似合わないんじゃないかなあ。
オリンピックシーズンにこの曲はちょっと疑問。

男子はブラウンのショート。くらいかな。
まあわたしはいつか山本草太のこれぞという演技を見たいけれども。贔屓なので。
おや。樋渡知樹も出てたんか。アメリカ代表だからとはいえ、
映してあげたら良かったのに。

次はNHK杯ー。
ユヅルはどうかなー。期待と不安。

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