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< ハイキュー!!セカンドシーズン >

実は数か月前から「ハイキュー!!」にはまっていました。けっこうがっつりと。
でも見るのは遅々として進まない。
もったいなくて見られなかったというのもある。
ほぼ同時期に見始めた「風が強く吹いている」を先に見ようと思っていたのもある。
とりあえず、数日前にセカンドシーズンを見終わりました。

……実はね。これね。わたしはファーストシーズンを見られてないのよ(T_T)。
もう数年前に仙台市体育館で「ハイキュー!!」原画展をやったことがありました。
って、え!?数年前だと思っていたが、去年!?
嘘だ!3年くらいは経ってるでしょう!

……まあそれはそれとして、わたしはその頃「ハイキュー!!」ってマンガ&アニメが
あるんだなーってことしか知らなくて。ハイキューってくらいだからバレーボール
なんだろうけど、なんで仙台市体育館でそんな企画をするんだろう?と疑問。
ちょっと調べて、仙台が舞台なことはわかった。
その時は、へー。と思っただけだった。

その後、NHKプレミアムでシーズン1から再放送が始まりました。
そこでも、へー。と思っていただけだった。
今さら高校生の部活の話なんて見ないさねー。
「ちはやふる」とか、それでも見て面白かったアニメもあるけど、
まあ……見ないよなあ。

だが同僚に「ハイキュー!!すごく面白いよ!次からセカンドシーズンだから見て!」
と言われ。まあ第1話だけ申し訳に見たのよ。録画して。

そしたらセカンドシーズン第1話見ても……さっぱり面白くない。
キャラクターがいっぱい出て来て、当然のことながら誰がどんな人かさっぱりわからず、
そんな状態で見ても面白いわけないじゃないですか。
やっぱり無理があるよなー。と思いながら1話目を消しました。

それで2話目から見なかったかというと、なぜか2話目を見たんですよね。
何で見る気になったのか今となっては覚えていないけれども、2話を見たのが運の尽き。

面白いじゃないですか!すごく!

急にものすごく気に入って、1話目の録画を消したのを激しく悔やむ傾倒ぶり。
あとは声優によるラジオを聴きまくり。これが噂の声優沼なのか?
ハマってしまって、ここ数か月、子守歌はハイキューラジオです。

でもここまで来ても、実はファーストシーズンは見てません……。
あー、ファーストシーズンから録画しとけばよかったよー。
どっかで見られるところはありそうなんだけど、そこまでする決断が出来ず。
もう一度再放送をしてくれないかなあ。

今は、セカンドシーズンに続けて、サードシーズンに当たる「VS白鳥沢戦」が
放映中です。これを楽しみに見てます。最近、4thシーズンに当たる新シリーズの
制作が決定したばかりだから、どんなに早くても新シリーズは来年でしょう。
あー。間が空くのやだよー。早く見たいよー。

※※※※※※※※※※※※

そしてようやくセカンドシーズンの感想ですけどね。

わたし、このアニメに対して、本当に尊敬の念を持つ。
アニメに対してっていうか、アニメもそうだけどこのマンガを描いた古舘春一に
本当に尊敬の念を持つ。
こんなに丁寧に描いて。

普通だったら主役の高校が強くなる過程を描く。それだけでいいじゃないですか。
でもこのマンガは、主役の高校以外の高校もたくさん出してきて、
また出て来る子たちがみんな、すっげーいい奴!!

癖が強いのもいるし、困り者もいるけど、みんなが一所懸命バレーに打ち込んでいる。
仲間を大事にしている。自分の無力さを知り、相手に尊敬の念を持ち、
真っ正直にぶつかっていく。イヤなキャラクターが一人もいない。

多分一度しか対戦しない、もう今後出て来ることはないキャラもいるんですよ。
でも敗者には敗者なりの見せ場を用意し。負けた者の涙も悔しさも存分に描く。
その丁寧さに、その愛に感動する。主役だけが可愛い作者も山ほどいるなかで、
全員を愛する作者の、その心の広さと細部への尽力にわたしは感動する。

……まあおかげで話はなかなか進まないわけだが。
今マンガ自体は38巻?まで行っているらしいんだけど、まだ終わらない……

でも某ワン〇ースやコ〇ンと違って、一応作中時間は1年弱のはずだから
(主人公が1年生としてバレー部に入部してから春高バレーで多分優勝するまで。
3年生が3年生のまま1月までやって終わると思う。)
何十巻もだらだら続けるということはないと思うけどね。

しかし38巻の時点でどこら辺までやってんのかなあ……
ちょっと調べようかと思ったけど、やっぱり知らないまま見たい。
先の楽しみとしてとっておきます。だいぶ先の楽しみだが……

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そしてこの原作の誠実さに十分応えるアニメの作り。

それはそれは丁寧に作っていてね。
アニメの表現も通りいっぺんのものではなく、
「ものすごいサーブ」を、そのものすごさが伝わるように描く。
たとえば及川さんのサーブですよ。打った瞬間の場面を描いて、次の場面は、
エンドラインぎりぎりに入ったボールを描く。
間のギューン!と飛んでくるところは描かずに、よりすごさを感じさせる。

そもそも及川さんはイケメン優男キャラなんだけど、その妖怪顔と言ったら!
アニメ絵から、劇画(単に劇画っていうんでもないけど)の表現に移行する、
その表現が只者ではない。すごい。
ちゃんと「創る」能力のある人が作ると、アニメもこんなに面白い。

いいものを見せてもらって感謝してますよ、本当に。

声優のキャスティングも吟味されてんだよね。
わたしは元々声優に詳しいわけではなくて、ここに出ている人も入野自由(ハクだね)と
浪川大輔(新・五右衛門だね)と神谷浩史(たまに名前を見るね)の3人くらいしか
知らなかったが、ラジオ聴いてるとさー、

いや、これはキャスティングものすごすぎだろ……と思うよ。

アニメのキャラクターと声優本人の性格が相当に近接している。
まあ演技をする人たちだから、ある程度は近づけていけるだろうけど、
それにしてもけっこうな高確率でハマってると思う。何十人もですよ。

こういうところも感謝してます。スタッフは本当に原作を愛しているし、
物を創ろうとする気概に満ちているし、その能力もあるんだなあ。

今からもう新シリーズが楽しみで楽しみで。
烏野高校放送部がせめて月一更新にならないだろうか。
なんだったら週一の放送でもいいくらいだが、多分それは無理だろうから、せめて月一。
まずはここからお願いしたい。

そろそろ書き疲れたのでこのくらいにしておきます。
セカンドシーズン良かった!感動した!
新シリーズも楽しみ!
白鳥沢戦も楽しく見ようと思います。

がんばれ!みんながんばれ!

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