あのさ~、恩田陸よ~。といいたくなる作品。
この人、たまにこういうの書くよね。時々書きたくなるんだろうなあ。
中2病全開のラノベ。まあ、かなり数を書いている人だし、
たまの息抜きでこういうのを書きたいんならしょうがない。
……と、わたしはちょっと恩田陸には甘めだが、
でも一作品として見たらダメダメですよ。
中学生くらいならギリギリありかもしれないが、
大人も読むんだからさ。それを想定してもう少し何とかしないと~。
完全にライトノベルレーベルなら言い訳は出来るかもしれないが。
まあキャラクターは……漫画なら映えるかもね。漫画原作狙いで書いたとか?
そこまで邪推しなくていいけれども。
日本の中にミヤコがあって、ミヤコの最高権力者が生徒会長なんて……
高 校 生 が、大人も含めた一地域の最高権力者なんて。
安易だ。あまりにも安易だ。
キャラクターも安易なんだよね~。
及川道博。ミッチー。……コレ完全に及川光博だもんね。
ま、ここまで来るとむしろそのパロディぶりが笑えるというものだが……
でもこれで笑ってくれるのは、恩田陸に親しみを持っている人だけで、
普通に読んだ普通の人が、面白がってくれるとは思えない。
まあ他にも名作はある人だし(とはいっても、わたしが掛け値なしにおすすめの恩田陸って
そこまで多くはない。読書メモのデータを半分くらい紛失してしまったので(T_T)、
今まで読んだ本の全部を思い出せるわけでもない。)、
これが恩田陸1作目という人が日本全国に1人もいないように願うが、
とにかくこういう話ではアカン。
次行こう、次。
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