多分10話を1ヶ月程度で見終わったんだから、かなりチャカチャカ見た方なんだよね。
面白かったし。しかしいかんせん4月になってから見始めているので、時期がだいぶずれている。
(そして記事に上げるのはさらに遅いっていう)
面白いドラマでした。
法医学者物と言ったら「BONES」。まああそこまでのクオリティはないです、はっきり言って。
向こうは大きなセットも組んで、ハイテクもさんざん映して、と金をかけているのに、
こっちは「補助金が」とか「民間だから」「おやつ節約」とか、日本的せせこましさ。
いや、別にそこが瑕疵ではないけど。
脚本も、全体的には面白かった。
基本的には1話完結で、1話ごとに小事件を事件を解決していくんだけど、
それとは別に背後に流れる重低音的な大きな事件もあり、そっちを10話かけて解決していく。
でもその小事件と大事件の絡みがけっこう上手でねえ。
あの繋がりは正直びっくりしました。えええっ!と叫んだ。このキャラをそう使うか!
でもたしかに必然性がないこともないんだよね。
全体を通じて、話は(よく考えられてはいるけれども)少々無理を感じる部分は多々あったが、
面白かったので、小ウルサイわたしもそんなに目くじらは立てなかった。
まあ冷凍車に閉じ込められ沼に沈められて、あのタイミングでは絶対助からないですけどね。
大目に見たる。検査結果もかなりご都合主義に進んでいくけど、面白かったのでそれも良しとする。
が、最後の部分だけ言わせて。
あれは絶対精神鑑定に回されるだろ。
そうすれば絶対ひっかかって、殺人罪に問えないだろ。そこは良かったわけ?脚本的に。
あれで大団円でいいのかなあ。裁かれないんだよ。罪を償わないんだよ。
それこそ中堂先生の出番になっちゃう。
まあそんな疑問はありつつ、シーズン2をやって欲しいなと思うくらいの面白さでした。
多分作る気満々だと思うんだけどね。かなりむりやりだけど、最後に全員の顔ぶれを再結集させてるし。
まさかムーミンおじさんが復帰するとは思わなかったよ。
ただそうすると、今度の大事件をまた作らなきゃいけないね。
解決してない気がするミコトの事件でいいの?それともあの事件は解決する問題じゃないってこと?
しかしミコトって名前は普通つけないよね。
読めない名前は論外だが、その他に、やっぱり名前にはある程度の匿名性も必要だと思うわけ。
三澄でミコトなんて、日本中に一人しかいませんやん。
役者はみんな好きな人。
石原さとみは特に贔屓というほどではないが、「校閲ガール」も面白かったし、
演技的には不満もないし、顔も可愛いし問題なし。
しかしあのぽってりと厚い唇はやりすぎなくらい色っぽいですねー。
窪田正孝はけっこう贔屓。人に合ってた。役柄的にはもうちょっとしっかりしろ!と言いたい頼りなさ。
バイク乗りの趣味を存分に活用していましたね。
今回のドラマで一番光っていたのが市川実日子だと思う。
昔からなんか好きな人。大人になりましたね。
いい感じだわ。今回の石原さとみとの友情は素敵だった。
井浦新はあんまり知らない人だった。なんか別人と勘違いしていた。
ドラマが進むにつれて、人間も丸くなって?いい感じ。
松重豊が好きなので、コワモテ以外の役柄を初めて見られて良かった。
しかしわたしは最後の黒幕は松重豊だと思っていたよ。そしたら徹頭徹尾いい人でした。
さすがに2で黒くなったら裏切りですよ。
有起哉さんは喋りだす前がすごくコワくて良かった。
本筋に関わってきた後は、不気味感が薄れてしまったかな。
シーズン2には出まい。
役柄的に気になったのは葬儀屋さん。彼にももっと謎がありそうですね。
ムーミンおじさんは中堂先生を「スナフキンだと思えば愛せる」と言っていたが、
そもそもスナフキンだと思えるのか?という話ですけれども。
まあ戻ってきたのは重畳。
じゃ、また一年後に。←勝手に決める。
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