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ちっちっち、そりゃ無理ですよ、古田捕手。

ほとんど本を読んだことがない人に本を薦めるなんて絶対無理。不可能。
どのくらい不可能かというと、今まで一回もボールを投げたことがない人が、
ピッチャーマウンドからボールを投げて、ストライクゾーンに入る確率くらい。
よっぽどの幸運に恵まれないと成功は有り得ないですね。

だってまずそういう人は活字を読む習慣がないんですもん。
そこで読ませるとしたら、余程本人の興味に沿ったものじゃないと。
でも本人の興味って他人にはなかなかはかりがたいものですよね~。
綿密なリサーチをしたとしても、だいたいハズレます。かくして本棚のコヤシに成り果てる……

わたしの経験では、人に薦められた本で「まあ読んで良かったな」と思った本ってすごく少ないです。
はっきり言って「どこがいいんだろう?」と思う方がずっと多い。
……たしかにわたしはココロが狭いヤツですので、世間一般の人よりも
気に入らない可能性は高いと思いますが(^_^;)。

それにしても、その若手君はもう少し受け答えに工夫が必要!
せめて「読んでるんですけど、なかなか進まないんですよね~」くらい言いなさい。
買ってもらって何を言っておるか!人として最低限の礼儀だと思うぞ~。

ちなみに写真の左側、何の本だかわかりません。知りたいなあ。写真、差し替えて下さい。
その他の二冊は、わたしのアンテナにひっかかったこともないものですので、
多分古田捕手とわたしの本の好みには接点がないでしょう。
絶対ストライクゾーンに入るわけないという自信があるので、薦めたい本もないなあ……
まあ一応、森雅裕の「モーツァルトは子守歌を歌わない」と「椿姫を見ませんか」を挙げておきます。古いけど。
この作者は、密かに熱いファンを持つ人なのですが、……何しろ「密か」なもので
あんまり売れてないです(T_T)。出版社と喧嘩するのも得意?らしくて、そのせいなのか、けっこう絶版が多い。
ストーリーに多少の隙はありつつ、登場人物の毒舌にはまるとなかなか楽しめるのですが……。
あ、一応ミステリです。
わたしは歴史物とミステリとファンタジーが好き~(^o^)。
でももっと言えば小説はあんまり読まず、知識本の方がもっと好き~(^o^)。

<古田敦也公式ブログ>
http://blog.so-net.ne.jp/atsuya-furuta/2005-02-21

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