最初の1回は途中まで見て止めた。わたしは子供があまりにもこまっちゃくれすぎた話は嫌なので。
友人が面白いと言っていたのでシブシブ(?)見直して、前回止めたところの直後から面白くなったので、
あとは普通に見ている。
まああれですね。福田雄一をそんなにマジメに見てもね。
小泉今日子の狂暴嫁も、二人のコドモのこまっちゃくれぶりも、まあそんなもんかなーといなして見れば
そんなに不快ではないか。わたしは何しろ根がマジメなもんだから、理不尽に弾圧される左江内さんがカワイソウで……
……と、最初は思っていたのだが、堤真一が悲壮感全くなく演じているし、
むしろそこに虐げられるヨロコビも感じていそうで、まあこれはこれでシアワセなのかも……
最近では小泉今日子の傍若無人ぶりにアコガレを感じてしまっています。
堤真一に悲壮感がないのが救いだよなあ。
高橋克実は出てるだけで面白いしね。
あとの若手は可もなく不可もなくな感じ。でもこういうユル系ドラマって、ノレる人とノレない人がいるんだろうな。
俳優を選ぶかもしれない。
佐藤二朗はアドリブしまくり、「ニーチェ先生」でもNGシーンであったことだけど、
共演者が笑いをこらえきれなくて、肩震わせて死んでる。
多分、女性にはそこまでアピールする笑いではないかもしれないけど、
(わたしは佐藤二朗好きだが、やはりこのコテコテ感には「あー、はいはい」的な気もする)
男性にウケる笑いなんだろう。
堤真一は途中からすっかり素で突っ込んでいましたよね。
創作物としてはだいぶ姿勢がアマイ気もするが、でも実はこの内輪ノリも嫌いではない。
最終回は、まさか佐藤二朗をそう使って来るとは……という展開。
でもまあ特に盛り上がらず。福田雄一のドラマって、まず間違いなくラストに向かっての盛り上がりとかはないからね。
ユルく始まってグダグダに終わる。それはそれで良し。
しかし菅田将暉を引っ張ってくる必要もなかったけどねー。
いくらゲストっていってもあんな扱いでは、ただのお飾りにしかならん。
菅田将暉、使い減りしちゃうよ。あ、でも一応ファミリーなのか。「明烏」で付き合いがあるのか。んー、まあしょうがないのか。
まあ見たからといって人生が豊かになるわけではないが、一応語ってることはマジメだし、
ほんのすこーし見て良かったドラマ。褒め惜しみをしてるが。しかしここが良かったって言えるほどのところはない。
あくまでうっすら、面白い。
最後のダンスはわたしも「け、恋ダンスの二番煎じ……」と内心呟いた口だが、
企画決定のタイミングからして、最初から決まっていたことで影響を受けたわけではないそうだ。
まあ別にどっちだっていいけども。
ゲストがわざわざエンディングのダンスに(単体で)参加するのがちょっと好きだった。
そしてムロツヨシの番外編は……グダグダ過ぎてうっとうしいが、彼はそういう芸風でいくんだろう。
番外編の1と2はうっとうしさばかり先に立ったが、本家佐藤二朗と対決した3話目はそのグダグダぶりに見ごたえがあった。
グダグダが見ごたえってどういうことやねん。
まったく、福田雄一、役者に丸投げしとぉるな。
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