PR

NBA シーズン2015-2016。

NBAを見始めてまだ3年か4年だが。間違いなく今回のファイナル第7戦は歴史に残る名勝負。

まさに死闘。
1戦目から6戦目までは大差がついて、面白くない人には面白くなかったようだが、
わたしはそれはそれで面白かった。強い強いウォリアーズがここに来て崩れる。
それもまた人間なるものですね。

キャブスとウォリ、チームとしてどちらが好きかと言われればどっちかというとウォリアーズな気がするのだが、
今回の対戦ではキャブスを応援してました。なんでかな。やっぱり判官びいきということなのかな。
わたしはキャブスがウォリアーズに圧倒されて負け、だと思ってた。
スタンダードなキャブスと、ニュータイプなバスケットを展開するウォリアーズでは、とにかくスピードの点で
勝負にならないと思ってたんですね。シーズン中のウォリアーズのスピードは異常だったしさ。

しかしレギュラーシーズンの成績が異常過ぎたのか、やはりプレイオフ、ファイナルには魔物が棲むということなのか、
ウォリアーズの異次元のバスケはプレイオフではなかなか見られなかった。
彼らも人の子だったか。
カリーは怪我もしたしね。むしろ怪我から短期間で戻ってきてフルで活躍したのがスゴイという話だが、
やはり神がかり的なシュート確率はなかった。あれがシーズン通りなら、正直勝負にはならなかっただろう。
それだけ、多分キャブスのディフェンス作戦が成功したということなんでしょうね。
その辺りはわたし程度には、見ていてもよくわからないが。

いや、それにしてもスゴイ試合だった。1点を争う、まさにシーソーゲーム。
ちょっとでも弱気になったら、あっという間にズルズルいきそうな場面ばっかりだった。
お互いに集中力を切らさず。すごいよね。やっぱり一流選手の精神力というのは(性格とは別のところで)、
素晴らしいんだろうなあ。

どっちが勝ってもおかしくない試合、しかし制したのはキャバリアーズ。
レブロンの体を擲っての号泣にもらい泣きした。わたしがNBAを見始めた時には彼はヒートのレブロンだった。
強いチームの強い選手。――もちろんすごい選手で、プレイに驚嘆することは多々あったが、
彼の過程を知らなかったのでそれだけの人だった。

突然キャブスに移籍と聞いた時は「へ??」と思った。その頃のキャブスはわたしの眼中には入っておらず、
中くらいから下の順位。やっぱり上位チームの試合が面白いじゃないですか。
なんでわざわざ強いヒートから弱いキャブスへ、と疑問だった。

なるほど。地元なのね。そして一度ファイナルに出てるのね。そこでコテンパンにされて、見限るようにキャブスを離れ、
ヒートに移って。石を投げられるような思いをした。
まああまりお涙ちょうだい的に理解してもダメなんだろうけど、しかしキャブスに戻ったのはやはりナニワブシ的な
動機があるのだろう。ここらへん、あまり語っても陳腐になるから止めるが、……やはり素晴らしい偉業だったと思う。

クリーブランドの人たちにおめでとうと言いたい。

※※※※※※※※※※※※

ウェスタンカンファレンスファイナルのサンダーとウォリアーズも結構なもつれ具合だった。
サンダー、来るのかついにウォリアーズを乗り越えて。と思ったがウォリアーズあそこから勝つからねー。
どっちもガンバレというスタンスで見られたのでそこはそこで楽しめた。
デュラントは好きなタイプの選手だけど、ウェストブルックがイマイチ……いや、すごい選手だと思うけど、
主に顔と性格が。向こうっ気の強い人って好きじゃないのよ。
まあ最近ウェストブルックのお茶目なところも見るようになって、少し親しみを感じ始めているんだけどね。
サンダーもチームとして好き。

カリーの哲学者のようなマナザシにちょっとやられてる。
クレイ・トンプソンはどうもあの無表情さがいまいち。あの人の顔を見るたび「シュメール」という言葉が頭に浮かびます……
ファイナルで敗れた時、早々にロッカールームに下がっていたけど、そこは男を下げるなあと思っていた。
悔しかろうが、相手の健闘を称えあって、しかるのちに来年の雪辱を誓う、という流れでしょう。
しかしコート内ではあんなに熱くなってケンカを始めるような人たちが、最後はがっつり抱き合って耳元でささやきあって終わる、
というのはなんか不思議な光景だ。ああいう時どんなことをどんな本気度で言ってるんだろう。

※※※※※※※※※※※※

愛着をもって応援しているのはクリッパーズなんだが、今年もダメでした。
まあとにかくグリフィンの怪我がねー。わたしはNBAの20%はグリフィンを見たくて見ているのに、
あんたベンチにいたら面白くありませんやんか。
この2年。補強もしたらしいのに、そんなに上に来ない。ついでに中継も少ない。来年は中継数の多さも含めて期待したい。

そんなに強くもないけど、ブルズは顔ぶれが好き。タイプの違う人たちがそれなりにやっているところが。
しかしデリック・ローズの怪我する前を知らないわたしは、彼もただの人だし、その後はガラスのエースなので、
もう少ししゃきっとしたらんかい、と無責任に言いたくなるのは仕方ない。
ブルズで好きなのはノア。カワイイよね。泥臭いプレーをいとわずやる姿勢が好きだ。

※※※※※※※※※※※※

好きではないけど、コービー・ブライアントも引退。
全然最盛期をしらないわけで、そうなると近年のコービーは弱いチームをほっぽって自分一人だけ記録に邁進している
自分勝手なヤツ、というイメージだ。
まあ引退試合はそれなりに感動的だったが。美人な奥さんと可愛い娘たちと一緒にいるところを見たら、
悪意は抱けないわなー。投げキッスにウィンクなんか返しちゃってさー。
お疲れ様でした。

NBAも結構長丁場で、6月に終わってもう10月には始まっちゃうんだもんね。
3か月のお別れですが、けっこう好きなのでその3カ月が長いぜ。その間は楽天イーグルスで棲み分けをするはずなんだが、
今年の成績もカスのような……。負け方が悪いよ、負け方が。
お前はほんとに勝ちたいのか!!とひざ詰め談判をしたいプレイが多すぎる。
頼みの綱の茂木は負傷退場。これから何を楽しみに野球場に行けばいいねん。
抹消されたらレディースデーに間に合わんやんかー!
たまには勝ちやがれー。

Bリーグもこれから。89ersは強いカンファレンスのおそらく最下位になる予定。
コワイ。始まるのがコワイ。早くHC決まってくれるといいけどなー。
修斗君に見捨てられた今、それよりいいHCって……。外国人の補強もHCがいないとさ。

語りだしたらどこで止められるかわからないからいい加減にしておこう。
とりあえずNBAのシーズンは終わった。
また10月に。トレードでかなりがっつり変わるんだけど、ニュース記事がイマイチ見にくくてチェックしづらい。
1つや2つ、驚きの移籍があるものだが、今回は誰かなー。

コメント