021. 既に持っている本を、誤って買ってしまったことはありますか? その本のタイトルは。
「秋の花」(北村薫)
「ロンドンの小さな博物館」(清水晶子)
たしか他にも何冊か……。積読本の山に入っているものの危険が大きい。読んでいないし、
表紙や背表紙を見る機会も少ないので、買った時の記憶だけでは……
時々山をチェックして、記憶を新たにするようにはしているが。
022. 気に入った本は、自分の手元に置かないと気が済まない?
うーん、いずれ買おうと思いつつ手に入れていない本はずいぶんあるなあ。
「アフリカの日々」(アイザック・ディネーセン)「ヨーロッパ建築史」(西田雅嗣)白洲正子の著作ほとんど。
「遊蕩都市」(大室幹雄)も欲しいが、これは高い(^_^;)。文庫にはならんだろうなー。
023. 本に関することで、悩んでいることは?
置き場所。もう読まない本は箱に仕舞えるけど、出しておきたいのに本棚が……。
024. 速読派と熟読派、あなたはどちらに該当しますか。
速読だろうか。あまり吟味して読んではいない。記憶力もないので、「え?そんなところあった?」とか……
だが速読術を心得ているわけではないので、びっくりするほど早くはない。
025. 本を読んでいて分からない言葉があったとき、意味を調べますか?
調べない。前後の文脈から、雰囲気で推測する。時々外れる(-_-;)。
026. 本を読む場所で、お気に入りなのは?
ベッドの上、布団の中。
027. あなたは今、めったに読むことのない分厚い本を前にしています。ところでこの本「すごくおもしろい」という、いつもは信頼できる情報を得たはずなのに、最初の部分がやたらにつまらない。そんなときどうしますか?
他人の情報はあてにしない。「止めて後悔しないか?」と繰り返し自問自答して、「しない!」となった時点で止める。
途中で止めることはそれほど多くはないが、島田荘司の「アトポス」はダメだったなー。
028. 本を読むときに、同時になにかすることはありますか?(例:お茶を飲む、おやつを食べる、音楽をかける)
特にない。
029. 読みかけの本にはさむ栞は、何を使っていますか?
枕元の壁に「栞袋」があるくらい色々持っているが、使い勝手がいいのは、結局ごく普通の使い捨てタイプ。
030. ブックフェアのグッズを新たに誕生させることになりました。あなたが「これなら欲しい」と思うグッズを考えてください。
かっこいいブックカバーは欲しいけど、実際持っていたら微妙に使いにくいかも。
寝転がって読むのに楽なグッズがあれば欲しいのだが……
031. 無人島1冊だけ本を持っていけるとしたら、何を選びますか。
万葉集かなあ。あ、全3巻だった(^_^;)。では「基本季語500選」。
032. 今、最も欲しい本のタイトルをどうぞ。
「平安時代史事典」
033. 生涯の1冊、そんな存在の本はありますか? その本のタイトルは。
うーんうーん、うーん……
「誰も知らない小さな国」(佐藤さとる) 原点。
034. 何度も読み返してしまうような本はありますか? その本のタイトルは。
シャーロット・マクラウドのユーモア・ミステリ。手を伸ばすのに丁度良い柔らかさ。
「蔵」(宮尾登美子)も、なぜか繰り返し読んでしまう。
「邪馬台国はどこですか?」(鯨統一郎)妹尾河童の本、泡坂妻夫の「亜愛一郎シリーズ」
035. おきにいりの作家ベスト5と、理由をお願いします。
すごく好きな作品が二つ三つあって、その他は今ひとつということがほとんどなので、
厳密には、作家としてお気に入りといえるかどうか……
北村薫:この人は「わたし」を書く。
シャーロット・マクラウド:ほのぼのしてて気持ちがいい。まさにコージィ。キャラクターも良い。
白洲正子:徹底的に「自分の視点」にこだわった人。年齢を重ねても「一般」や「普遍」に流されなかった。
塩野七生:駄作なし。密な、良い仕事をする。
森雅裕:弱点は多々あれども、あの毒舌漫才は見捨てられない。が、つまらない作品もまた多し。
036. 好きなシリーズ物はありますか?
「シャンディ教授シリーズ」「セーラ・ケリングシリーズ」(シャーロット・マクラウド)
「円紫さんと私シリーズ」(北村薫)
「オペラシリーズ」(森雅裕)
037. 本を選ぶときのポイントを教えてください。
興味を引かれるキーワードが入っているかどうか。たいてい外れを引くが。
最近は行き当たりばったりで運命の本に出会うのは諦めて、書籍やネット上で見かけた感想などから
面白そうだと感じた本を拾って読んでいる。
038. 翻訳小説は、訳者にこだわる方ですか。
ない。が、浅羽莢子さんはセーラ・ケリングシリーズの訳者として少し親近感。
039. 信頼できる書評家は誰ですか?
そういう存在を切実に見つけたい。
040. 絵本は好きですか? 好きな方は、好きな絵本のタイトルを教えてください。
絵本にはあまり愛着がない。「かたあしだちょうのエルフ」「泣いた赤おに」は好きだったが、
あれは絵本としてよりもストーリーで好きだったような……
安野光雅の、文字なしで延々と鳥瞰図が続いていくのはちょっと欲しい。
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