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フィギュアスケート GPシリーズ アメリカ大会 女子。

ショート。

ざっくり言ってしまうと、みんな(ほんとほぼ全員)力強くてスピードがあって良かったねえ!
それはシーズン初戦で、こっちの目が慣れてないというせいもあるのか?
出る人出る人、みんなガツガツ滑っているので、すごいなーと思って見ていた。
しかしそれだけに、雰囲気がわりとみんな似たように感じた。個々の違いより全体の類似が印象に残った。

中島美悠は最初から最後まで体が動いてて良かったと思う。
活きがいい、と感じた。元気いっぱい。だがもう少し緩急があっても良かったかもね。

今井遥も2年前と比べたらもう別人。去年あたりからそうだけど、力強さが出てきた。
衣装も今までとは雰囲気がらりと変えて、滑りも変わった。腕のきれいさは昔から特筆ものだったけど、
今回はそれだけに目がいく事もなく。多分その方がいいことなんだろう。

フィンランド杯で見てたから今回はそれほどは驚かなかったが、リプニツカヤが衣装も音楽も、
相当イメチェンしてきましたね。現状を打破しようとする気持ちの表れ。
しかしそれほど点数は伸びない。女子の壁にぶつかっている真っ最中か。

宮原知子も相変わらずかっちり仕上げて来る。
体を大きく使っていて、サイズを感じさせなかった。ジャンプも少し高くなりましたよね?
なりきり度が上がったというのか、堂々した感じが強くなってた。今回の曲も今までとは違って
熱い曲っぽいし、今までと違う宮原という感じ。今でも相当完成しているが、気持ちも同時に盛り上げていけたら。
天地人が揃ったところを見たいプログラムだ。

ゴールドも今井遥とかと同じで、去年あたりからお嬢さんの滑りじゃなくてガツガツ行くようになったなあ。
前はふわりと跳んでにっこり、という演技だった。それはそれで美しいんだけど、
勝ちたいんだ!という闘志が前面に出ている。数年前までは思いもよらなかったが、
ワグナーに次いで肉食女子の雰囲気がでてきましたね。

メドベデワ。(NBA選手のデラベドバと混同してしまう。)
初顔だが、ジュニアでは軒並み荒稼ぎをしてきた人のようですね。
今回滑った人の中では少し雰囲気が違った。スピンのポジジョンが個性的、というのが印象に残ってるな。
優勝したんだし、トップ選手の仲間入り。しかしロシアはこれでもかというくらい選手が出てきますねえ。
こりゃ国内は血みどろの争いだ。

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フリー。

フリーはショートの迫力はどこへやら……と感じた。全体的に。
いい、と思ったのは上位3人くらいで。でもこの3人の順位ってこれが妥当なのかどうかわからないなあ。
ほぼノーミス、のゴールドと1回派手に転んだメドベデワ。印象はゴールドの方が上かも。
メドベデワは振付が個性的ですね。片足を頭の上に上げて手を組んだまままするターン面白いわ。
雰囲気や体型的に子供には見えないけど、まだ女子の壁前の選手。

宮原の滑りも変わったなー。大人っぽくなった。強くもなったように見える。成長してるんだねえ。

リプニツカヤが女子の壁まっただ中。精神的に不安定な選手な気がしてしょうがないので心配です。

フリーに関してはあまり語るべきことがない。次に期待。

フィギュアシーズンが始まってしまいましたねえ。
毎週毎週、7時間とか10時間とか、録画を見続けるのがつらいわー。
昨今、惰性の感想に堕しているしね。本当に感動する演技というのもそうはないしね。
後日見直す記録としてはそこそこ意味があると思うけど。

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