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フレンズ・オン・アイス 2012 < テレビ視聴 >

日テレプラスで再放送をしてくれていたので見た。
何度も言うが、アイスショーではコラボが面白いです!普段見られないからねー。
今回のコラボで面白かったのは、

荒川静香と安藤美姫が2人で滑った、なんかしっとりした曲。
彼女の言動に疑問を感じるので、安藤美姫のことはだいぶ前から嫌いになってしまっているが、
この2人で滑ったプログラムはとても美しかった。
雰囲気がしっくり合う。それぞれが滑っている時はあまり似ているとは思わないけど、ぴったり。
1+1が4.5くらいになった感があった。

本田武史と鈴木明子がコラボした「リバーダンス」。
この2人合うかな?と不安だったけど、なかなかどうして、良かったじゃないですか!
本田武史は2011年のフレンズオンアイスより滑りが向上し、ジャンプの着地もずいぶん良くなっていた。
「リバーダンス」の一番リバーダンスっぽい部分、ストレートラインステップも、
かなり細かく刻んでいて良かった。鈴木明子はともかく、彼にはあまり細かく刻むイメージなかったから。
すごい見てて楽しかった。

やっぱりわたしは本田武史が好きなんだなあ。
第一部でソロで滑ったプログラムも良かった。ここぞとばかりイーグルをやっていて、
そんな得意になってやるもんと違う、とか内心ツッコミを入れつつもやっぱり彼のイーグルは大好き。

再放送に先立って、荒川静香とゲストの対談番組(の再放送)もやっていて、
その高橋大輔の回に、本田武史についてちょっとした言及があった。

本田武史の時代の日本男子フィギュアって彼の一人旅だったでしょ。
同世代に田村岳斗はいたけど、正直彼とは実力差はあったと思う。
「武史は、もし今のように男子が切磋琢磨する環境なら、もっとすごいスケーターになったかもしれない」
「武史先生の身体能力はすごいからね。そうかもしれないね」

今の戦国時代の日本フィギュアの状況を、わたしなんかは大変だなあと思いながら眺めているけど。
だって、他の国ならトップを常時独占しててもおかしくないようなスケーターがごろごろいる。
こういう中で戦って行くというのは過酷なことだろう。
……でも、敵であり仲間なのかもしれないね。フレンズ・オン・アイスとか見てるとね。
身近に競える対象がいるというのは、それは一面恵まれたことなのかも。

とは言っても、代表枠を考えると、やっぱり過酷は過酷ですよねー。

荒川静香が「自分もいつまで滑るかわからないが」と何度も口にするようになっている。
まだ早いと思うけどねえ。プロはプロとして、いろんな見せ方があると思うし。
少なくとも30代半ばくらいまでは滑って欲しいと思うよ。荒川静香も。本田も。
田村岳斗も芸達者だから、まだまだいけるはずだ。
佐藤有香さんもフレンズ・オン・アイスで滑ってるけど、40歳ですよ。
いやいや。いける。まだいける。

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