わたしは7話と8話を続けてみたからいいけど、これ7話だけ見たら
全然話として収束してなくて、不満が残るだろうなあ。
だからこれは、30分アニメでやる話じゃないんだよー。
映画で見たかったよー。……まあ、突然「有頂天家族の映画やります!」と言われても、
見に行ったかどうかわからないが。
わたしは1話2話を見逃したという弱みがあるから、あんまり言えないんだけど、
ここまで重要な人物になっている海星の影の形もないって、どうなのか。
まあ原作でも姿を見せない謎のキャラなんだけどさあ。
しかしこの7話8話の流れなら、実際の姿は見せんでも、気配は感じさせて欲しいところだったよ。
そもそも矢三郎が海星の姿を見たこともないのに、なんで矢二郎が恋焦がれてるのか。
一体彼らのどこに接点があったのか。この辺知りたいぞ。
しかしやっぱり総一郎さんはかっこえーわー。死んでからまでかっこええ。
8話の後半、……こんな狸の話で泣かせてどうするねん!と思ったがほろりとした。
冷静に考えると、そうまでいい話じゃない……というか、
むしろ、酔っ払いが散々浮かれ騒いで狸鍋、というどーしよーもない展開だったりするのだが。
蛙の井戸の緑の綺麗さが活きてる。水滴の綺麗さも活きてる。
やっぱり京都の街並みを忠実に写しているのは好印象だな。ここでポイントがあがる。
だがしかし、おかーさんはどうしてもあの造型じゃなきゃいけなかったかね?
どうしてもう少しお母さんっぽいキャラじゃなかったんだろう。
あれではどこぞの女の子にしか見えん。息子たちと並んでいると、そのまんま兄妹。
いくら若々しいお母さんを表現したかったとしても、単に若いのと、年のわりには若々しいというのは
歴然と違うからねえ。若い女の子すぎて不自然。
お母さんだからこそ、男装の麗人バージョンがより面白くなるのではないか。
キャラデザインマイナス50。
狸のキャラはみんな可愛い。総一郎さんでさえ威厳とかより可愛さが勝る。
ここはより威厳のある狸であるべきではなかったかと。検討の余地あり。
なお、今回銭湯で矢一郎さんが虎に化けたけれども、あの虎はもっと迫力が必要だと思われる。
作画班マイナス1。
これ、全何話なんだろうか?
10話とかはないよね。まあ原作もあんまり起承転結!って感じの話じゃないけど。
30分でしかも深夜枠なんだから、すこしのんびりやって下さい。
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