去年も言ったが、国別対抗戦はお遊びのイメージが強くて……。
あの応援の方法がそう感じさせるのだと思う。それに加えて点数が出過ぎなのも。
そしてこの状態で来年のソチで正式種目になるというのも、相変わらず疑問なところだ……。
男子ショート。
ジュベールとアボット。でしょうね。どっちもジャンプになんぼか難があったけど、
その部分が気にならないような、彼ららしい演技。
ジュベールは、その体の量感が個性だ。何キロあるんでしょうね。
結局成功はしなかったけど、4回転の直前の力強さは大波が盛り上がったようで、
漫然と見ていたわたしは二度見した。
ただ、体としては相当にいいカラダだけど、フィギュアスケートの選手としては
重すぎるようには見える。実際の所、あれでジャンプを跳ぶのはつらかろう。
いくら筋肉をつけても。その筋肉でまた重くなるし。
アボットは、もうすっかり芸術家やねえ。
感性全開。他の誰にもない、彼自身の世界を築いている。美しい。
ジャンプ以外の部分だけで見た甲斐があると思わせる。
男子フリー。
ケヴィン・レイノルズだなあ、印象が一番いいのは。
ほんと彼は、表現力がついてきたよ。
だが、まだ世界のトップというオーラはない。まあ実際トップに入って来たのは今シーズンからだもんね。
無良くんがまあまあか……。後半はノレたか。
しかし、せっかく太鼓や三味線がかっちり音を刻む曲なんだから、そこを振付に活かして欲しいなあ。
音を無駄にしているようで歯がゆい。その辺振付を工夫したら、もっと映えたと思う。
ミハル・ブレジナが「鼓童」で滑っていた時には、ちゃんと音を拾っていると見えた。
マックス・アーロンはしかし、アンタはスピードスケートか?と言いたくなる速さですね。
正直、スピードスケートに転向した方が化けるかもなあ。
ジャンプの速さもスケートの速さも特筆すべき(というより、ほとんど特異な)人で、
そういう人がいるのも面白いけど、彼の滑りに表現力がついたところが想像出来ない。
ジャンプは高いし早いけど、着氷姿勢がいまいちだ。メンショフもそうだが。
メンショフは痛そうでしたが、大丈夫ですかね。
わりと流し見になっている。
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