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フィギュアスケート2013 国別対抗戦 男子。

去年も言ったが、国別対抗戦はお遊びのイメージが強くて……。
あの応援の方法がそう感じさせるのだと思う。それに加えて点数が出過ぎなのも。
そしてこの状態で来年のソチで正式種目になるというのも、相変わらず疑問なところだ……。

男子ショート。

ジュベールとアボット。でしょうね。どっちもジャンプになんぼか難があったけど、
その部分が気にならないような、彼ららしい演技。

ジュベールは、その体の量感が個性だ。何キロあるんでしょうね。
結局成功はしなかったけど、4回転の直前の力強さは大波が盛り上がったようで、
漫然と見ていたわたしは二度見した。
ただ、体としては相当にいいカラダだけど、フィギュアスケートの選手としては
重すぎるようには見える。実際の所、あれでジャンプを跳ぶのはつらかろう。
いくら筋肉をつけても。その筋肉でまた重くなるし。

アボットは、もうすっかり芸術家やねえ。
感性全開。他の誰にもない、彼自身の世界を築いている。美しい。
ジャンプ以外の部分だけで見た甲斐があると思わせる。

男子フリー。

ケヴィン・レイノルズだなあ、印象が一番いいのは。
ほんと彼は、表現力がついてきたよ。
だが、まだ世界のトップというオーラはない。まあ実際トップに入って来たのは今シーズンからだもんね。

無良くんがまあまあか……。後半はノレたか。
しかし、せっかく太鼓や三味線がかっちり音を刻む曲なんだから、そこを振付に活かして欲しいなあ。
音を無駄にしているようで歯がゆい。その辺振付を工夫したら、もっと映えたと思う。
ミハル・ブレジナが「鼓童」で滑っていた時には、ちゃんと音を拾っていると見えた。

マックス・アーロンはしかし、アンタはスピードスケートか?と言いたくなる速さですね。
正直、スピードスケートに転向した方が化けるかもなあ。
ジャンプの速さもスケートの速さも特筆すべき(というより、ほとんど特異な)人で、
そういう人がいるのも面白いけど、彼の滑りに表現力がついたところが想像出来ない。
ジャンプは高いし早いけど、着氷姿勢がいまいちだ。メンショフもそうだが。
メンショフは痛そうでしたが、大丈夫ですかね。

わりと流し見になっている。

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