ショート。
そりゃたしかにグレイシー・ゴールドは大変良かったが、一位?
好きだけど。そこまでって気はするなあ。まあ他の人がちょこちょこミスあったけどね。
キーラ・コルピ。最近だんだん好きになってきた。表現者ですな。美しさに磨きがかかってきた。
コロベニコワは上体の使い方をがんばっていて、好きなタイプだ。
レオノワは、滑る前の雰囲気から「こりゃダメだ」という感じを醸し出していたのだが、
滑り始めたらキレキレの演技で、振付はアモディオ並みのスピード。びっくり。
だが残念ながらアクセルが抜けた。ここのみ!
コレオ部分なんて倍速か?と思ったよ。女子でこの細かさはめったに見ないのではないか。
村上佳菜子は点数伸びなかったけど、心をこめたいい演技。少し心に響いた。
そうか、山田満知子さん、体調を崩してるのか……。前回も来てなかったし、気になってたが。
順位6位は不満だが、もうこのあたりになるとどんぐりの背比べである。
フリー。
マルケイもコロベニコワもヘルゲソンもソトニコワも、ベストではないけどそれぞれ魅力ある演技をし。
しかしこの程度のレベルならゴロゴロいる、という状態もいいのか悪いのか……。
レベルの平均は相当高いところに来ているとは思うんだけどね。
今年ここまでグランプリシリーズをテレビ観戦してきて、
みんな押しなべて中の上、という印象であまり心に響かない。
それはこっちの問題なのか?それとも選手側が妙に平均化してしまっている?
見すぎなのかなあ。
アリーナ・レオノワがやけくそのようにコレオを滑っていて、
でもやはりそれは見事だった。本人ノリノリで滑っていたら、わくわくするプログラムだろうなあ。
しかし今季再び見る機会は、あるのかないのか。
ああいうマダム風の衣装と化粧はツキすぎてあんまりカワイクない……。
村上佳菜子もいいと思ったんだけどなー。山田満知子さんにも恥ずかしくない演技だと思ったけどなー。
でも惜しいところで4位。コレオなんかすごく良かったのにねえ。
ザワツキーの演技がいまいち好きなタイプじゃないだけに、
あと0.27ポイント、何とか上回らせてあげたかったが。ファイナルはなしか。
グレイシー・ゴールド。17歳。彼女は壁前かね、壁後かね?
壁前なら、来年はむしろ苦労する年になる。壁後なら今後かなりコワイ。
でもアメリカ勢って、3年以上連続して活躍するイメージがない。
1年か2年強くてあとは見ない、というような。
そんな中(強いとまでは言えないにせよ)がんばっているジェレミー・アボットはエライ。
アシュリー・ワグナーも、あの強靭さからすると、息が長い選手になるかもしれない。
ゴールドは好きなタイプのスケーターなので、長く見たいものだが。
キーラ・コルピが……
去年までは“お嬢さん”という雰囲気しかなかったのだが、前回大会、そして今回と
芯が強くなってきた印象。自信が見えて、もしかしてようやく女王の道を歩き始めたか?
欲が出てきたのかもしれない。欲が選手を強くするということはあるだろう。
いいなあ。これで化ければ大変面白い。ファイナルが楽しみだ。
ロシア女子は、これだけ前評判が高い選手が揃っていながら、
せっかくソチで行われるファイナルに、1人しかいけなさそうな気配。行けて2人。
しかし激戦ですよねー。ちょっとかわいそうな気がするほど激戦。ひと頃の日本のようだ。
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