見始めは、うわ、このテイストだめかも、と思ったが、５分もするとけっこう
引き込まれて見ていた。３話目くらいからかなり好きになりました。
クセになるのよね。このシュールさ。
おじさんと女子高生の組み合わせは単なる願望充足的なものを感じて辟易する部分あるが、
おじさんがあまり活躍しないので、そこまで気にはならなかった。
女子高生がうっすらおじさんを好きなのは「なかろう……」と言いたかったが、
ほんとにうっすらだったし、おじさんがイキってないので嫌味がなかったね。
この作品、主人公は真白ですよねえ。
ギャグがシュールでテンポが良かった。こういうギャグ、パロディ、絵柄の変化で
見せるスタイルは好きかって言うとそこまでではないが、本作についてはけっこう笑えた。
なんででしょうね。騒がしい作品ではあったけど、どこかに静穏さがあったからかも。
あったか……？静穏なんて？
２４分に３作を押し混んでくるプロデューサーもなかなかだと思うが、
３作押し込むくらいな自由度が高いシステムが吉と出ていた。
こういうのがあってもいいと思う。３０分１本で内容がうっすくなるよりは、
２０分１本、１０分１本ていう作り方でも。
まあがっつりストーリーがある作品は難しいけど。
ミステリーとかは難しいが、「うる星やつら」とかだったら出来そうだよね。
……って、なんで突然「うる星やつら」かというと、こないだのリメイクを見ていて、
ちょっと間延びしてるよなあという回を何度か見たから。
あと良かったのはおじさんが地味だったことですね。さっきも言ったけど。
カッコ良くもなく、カッコ悪くもなく。嫌味がなかったので見やすかった。
コッテコテのバーの回はむしろネタでしたもんね。
マキちゃんの秘密は今クールでは明かされませんでしたが、これは続編が……？
わりと勝手出来るこの作品は、作り手にも愛されるものなんではなかろうか。
まあ作り手に愛されても続編が出る理由にはなりませんが。
世の中金ですよ、か・ね。
あと、これはオープニングとエンディング部分に中毒性があったわー。
曲もぶっ壊れてて良かったが、その絵に合わせた絵が秀逸。特にオープニング。
エンディングの曲は脳内リピートが激しかった。
絵と音楽ががっちり組みあがるとそれだけで見事な作品になりますね。
続編希望。
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